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今日日本史の授業で、鎌倉幕府の四代将軍の話をしておりました。
鎌倉幕府は、源頼朝が初代将軍であることは誰もが知っておられることかと思います。二代目は頼朝の子頼家が継ぎ、三代目は実朝が継ぎました。実朝は百人一首にも載っている(鎌倉右大臣)人物です。
ここで源氏の将軍が絶えてしまい、またその後北条氏の執権政治が始まるので、中学歴史のレベルではここで終わりです。
高校日本史のレベルでは、この後四代目の将軍も必須です。
四代目は、頼朝の少し遠い親戚(姪の孫)にあたる、九条頼経が継ぎました。後に、頼経と二代将軍頼家の娘との間に頼嗣という男子が生まれ、彼が五代将軍になりました。
六代目は、後嵯峨天皇の子宗尊親王が継ぎ、九代守邦親王まで皇族の将軍が継ぐことになりました。。。
たくさん一気に書きましたが、鎌倉幕府の将軍というのは、源氏の将軍と九条家(摂関家)の将軍、そして皇族の将軍という変則的な構造だったのです。
なぜ、北条氏が執権という位のまま、政治をとっていったかはという問題もありますが、ここではやめておきましょう(長くなりますね)。
あ、あえていうならば、北条氏が朝廷から、どうあっても征夷大将軍を任命されなかったからだと思われます。理由はいろいろあると思います。
鎌倉時代は、まだまだ武家と公家との境がはっきりせず、中央よりも地方の政治や社会構造が劇的に変化した時代です。
現代も中央に何もかもを頼るのではなく、小さなところから何か大きなうねりを作り出すことができそうな気もします。
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男性
誕生日:
1974/11/04
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自営業
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京都市左京区の学習塾
京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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