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今、うちの中学2年生の生徒たちが、チャレンジ体験を行っています。
チャレンジ体験とは、簡単にいうと仕事体験です。
実際に大人が働いている職場に行って、一週間ほどお手伝いさせてもらうことです。京都市内の公立中学校では、主に2年生でこれを行います。
うちの生徒たちも各自いろいろなところへ行って、仕事の体験を行っています。例えば、本屋さん、八百屋さん、おもちゃ屋さんなどです。そのほか、保育園や大学生協、駅員や神社仏閣など、様々な種類があります。
ただ、生徒たちの声は、意外と冷ややかです。
「あんまり、おもしろくない」
「一人やからつまらん、友達と一緒がよかった」
「しんどいから、やりたくない」
「勉強せんていいから、ましなだけ」 などなど。。。
学校行事の一つなので、あまり自発的な要素がないのかもしれません。
僕個人の意見としては、チャレンジ体験そのものには賛成です。
ただ、何を目的とするかというところによると思います。
大学生に聞いてみても、働くことへの意識は二極化しているように思います。自分のやりたいことのために勉強して、就職活動を頑張っている学生がいたり、また、働くことに希望を見出せず、とりあえず働こうとする学生がいたりします。僕はそのどちらも、危険性があるように思います。
両者はそれぞれ、働くこと=自己実現、働くこと=お金を稼ぐ という単一の価値観で動いているようにみえるからです。
何のために働くのか、、、
世の中には、好きな仕事を一途にこなしていく人もいれば、多少辛くても家族のために頑張っている人もいます。
また、同じ個人でも、若い時は嫌々だった仕事が好きな仕事になる人もいます。そう思うと、働くことへの価値観は、本来非常に多様であることがわかります。また、それを自分自身でコントロールすることも大切であることもわかります。
そしてそれは、どの段階(年齢)で成熟していくのかがとても大事です。僕が普段、高校生のアルバイトを反対しているのは、このあたりが理由の一つです。
話を戻すと、、、
中学生のチャレンジ体験では、就業意識を身に着けることは難しいです。中には動機付けとなる生徒もいるかもしれませんが、ごく稀なことだと思います。
働くことへの意識は、体験などではなく、もっと根っこの深いところから発していくべきだと思います。もちろん、中学生が体験することから得るものもあるので、全体として否定はしませんが、多くを求めてはいけません。なので、できれば楽しくチャレンジ体験を過ごしてほしいです。
僕は学習塾という場で、キャリアデザインの一つを担っている自覚もありますが、もっと長い目で見た時の就業意識まで考えるべきかもしれません。
僕ができることは、結構あるような気がしてきました。。。
キャリアデザインの観点から相談に乗ってくれる大人が周りにいるのは、子どもたちにとって幸せですね。
文学部はたしかに選択肢が広く持てると思います。僕も文学部出身ですが、最近の高校生は文学部を敬遠します。理由はもちろん就職できないというイメージからです。実際は他学部との差はほとんどなく、むしろ就職への意識や高く、中途退社も少ないことから見直され始めています。
キャリアデザインに関しては、僕自身もまだまだ勉強中です。でも、通り一辺倒な学校選択、人生選択にならないように指導していきたいと思います。
マジメなこと書いてしまいました。。。
たしかに、学習時間が少ないことを考えれば、行事ばっかりもどうかと思います。必要な行事とそうでない行事が、どうもごっちゃになっているようです。
本来キャリア教育は、もっとプロの手に委ねるべきなのですが、国内でキャリアを専門に指導できる人はあまりに少なく、学校の先生方にマニュアルっぽいものだけを渡して指導しているのが現状です。
間違った就業意識は余計な混乱を招く可能性もありますし、そのために授業時間を削るというのもどうかと思いますね。
結局は「各家庭に任せる」というような丸投げに落ち着いてしまうというところでしょうか。。。悲しいことです。。
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京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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