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いよいよ平成20年度が今日で終わります。
明日から名実共に新学年です。
春期講習も半分が終わり、みんなそれなりに手応えを感じてくれているようです。
その中でも、新中3の数学は、一次関数を中心に復習しています。
毎年ながら、中学校では一次関数をわりとおろそかにすることが多いです。高校受験の直前になって、一次関数がわからないといって入塾してきた生徒があったくらいです。
しかし、一次関数を解くプロセスは数学を勉強していくにあたって、とても重要な考え方が多く、捨て置けない分野なのです。
そういうわけで、、、
この春休みの間にみっちり復習をしておこうと思いました。
一次関数は、まず y=ax+b という基本の式を覚えることから始まります。そして次に大事なのは、座標と式です。座標から式を求める、式から座標を求める、これらを自由自在に操れなければいけません。
計算自体は、代入して、式の変形をというだけなので決して難しくありません。これは方程式に通じるところなので、方程式ができない生徒は少し難しいのです。
学校のテストで高得点を取りたいというレベルであれば、正直なところこのあたりさえできれば特に問題はありません。しかし、中3になると二次関数や図形との複合問題が多数出てきます。
それに対応するためには、座標と式、そして文章題になってもうまく使いこなせるところまで消化していかなければいけません。
うちの塾では、演習を通じて今まではクリアしてきました。
しかし、今年は少しやり方を変えました。
わざとめんどくさい問題をたくさん解くことによって、その感覚をつかんでもらおうと思ったのです。一次関数を使っての図形の問題(三角形の面積、二等分する直線の式など)から入って、文章題でもグラフが何度も折れ曲がるもの、そしてそれを合わせたものなどです。
一次関数は、それ自体覚えることは多くないので、難易度を上げるとなると、自然とめんどくさい問題になります。
しかし、めんどくさい問題をたくさん解くことによって、一つ一つの計算を丁寧に解くことはもちろんのこと、図形や方程式の練習にもなります。
これは、ある一定の計算力がなければいけないと思いますが、うちの生徒たちは計算力なら負けません。計算ミスをすることもほとんどないですし、見直しをすれば、ミスも自分で見つけることができます。
あとは、できるだけ上の問題にチャレンジしていく気持ちが大事です。
数学は、わかりやすい科目なので、難しい問題を解けば解くほど、自分への自信になりますし、数をこなすことで、それが確信!?に変わります☆
一次関数は、中学数学の大きな軸の一つです。
今のうちに復習しておくことはとても意義があることだと思います。
新中3で、一次関数が苦手な人は、あと一週間でしっかり復習をして頑張ってほしいと思います。
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京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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