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吹奏楽のコンクール自体、久々でした。
Bというのは、Aよりも少し易しい成績の評価をしてもらえます。
実質的には、技術的な差になると思います。けれど、だからといって面白くないわけではありません。技術的には少し苦しくとも、選曲はバラエティに富んでますし、思い切った演奏が多くて気持ちいいです。
どの学校がどうってことは、僕が言えるほどの立場ではないので、控えておきますが、どれもなかなか好演奏でした。
こういった学校の演奏を聴いていると、一つ思うことがあります。
楽しいだけの演奏と、上手な演奏は両立できるのか ということです。
言い換えれば、のんびり楽しい部活と全国大会をめざす部活とを比較するということです。どちらもそれぞれの価値はあると思います。でも、それは一言で言い表されるようなものではありません。
まして、中学校や高校での部活となると、自分ひとりの生活だけではありませんから、そう簡単にはいきません。毎日の勉強もしないといけないですし、家族の協力も必要です。
吹奏楽は他のスポーツと比較しても、最も多くの人数が一度に動きます。学年や男女、いろいろなことが混ざっていて、とても混沌としています。人間関係も複雑になりますし、それが音楽にも反映されてくることさえあります。
でも、一つだけいえることは、
演奏技術とそれを聴いた人の感動が、必ずしも比例しないということです。
小学生の演奏で涙する人も多いですし、プロの演奏でため息をつくこともあります。もちろん技術はあったことに越したことはありませんが、それが全てではないということです。
どうも当たり前なことを書きましたが、昨日の演奏を聴いて本当にそう思いました。
みなさんの音楽が、自分自身とそれを聴いた人の心を動かすことを祈ります。
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京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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