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毎年、思うことですが、、、
人類がこの地球上に現れてから、平和な世の中があったのでしょうか。
いや、そんなことはなかったのは当たり前なのかもしれません。でも、人間は理性や知性で乗り越えることができるとも思えます。もちろん何年先のことかはわかりませんが。。。
昨日、9月10日、世界最大の素粒子加速装置であるLHC(大型ハドロン衝突型加速器)が稼働を始めました。
一説には、小さなブラックホールができてしまい、地球全体を飲み込んでしまうという可能性もありました。ただ、陽子の完全な衝突実験はこれからなので、まだわかりませんけどね。もしブラックホールのようなものができてしまったとしても、不安定な状態ではそこまでの時間存在してはいられないと思います。
どう考えてもそこまでの危険性はないように思えますね。
こうやって、人類未経験の高エネルギーが地球上に再現されることは、とても画期的で胸躍るものです。この実験で、宇宙のビッグバン直後を少しだけ再現できることになり、ヒッグス粒子の発見にもつながるかもしれないです。
ヒッグス粒子とは、物質の質量を説明するときに欠かせないものです。現在はまだ発見されていなくて、理論上での話です。でも、現在の素粒子物理学は、ヒッグス粒子の存在の上に立っているので、もしヒッグス粒子が存在していないことになれば、大変なことになります。
どちらにせよ、この加速器で、これからいろいろな発見があることは間違いなさそうです。地球に未曽有の災害をもたらす可能性も、わずかながら否定はできません。けれど、当面、人類の平和というものは、そういうぎりぎりの場所でしか存在することが難しいのではないかと僕は思うのです。
そうです、インドの女の子が自殺したやつです。
CERN(欧州合同原子核研究機関)のホームページを見ますと、今回と同様のトラブルは珍しいものではなく、安全を最優先して考えれば、最低2か月くらいは修復に時間がかかるようです。原因は電気系統の破損ということですね。
第三者的にみても、たしかによくあるトラブルのように思えますので、そこまで心配することはないと思います。ヘリウムが大量に漏れたとのことですが、これ自体の被害などはありません。
人類が見たこともないようなものへの実験なので、何が起こるかわかりませんが、世界が破滅的に終わることはないと思いますよ☆
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京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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