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うちの塾では、塾からご家庭への情報源として、毎月「寺子屋だより」なるものを送付しています。今月掲載した中で、保護者の方が関心を持たれていた話題でしたので、ソースとしては少し古いものですが、ブログにも書いてみることにしました。
内容は、大阪と佐賀に、早稲田大学が系属校を設置するとのことです。
佐賀県唐津市に、2010年早稲田佐賀中学・高校(仮称)というかたちで作られることになりました。今のところ、中学が一学年120人・高校が240人(内部含)そして定員の約半数が早稲田大学に推薦で入学できるとのことです。
佐賀県は早稲田大学の創設者大隈重信の出身地でもあります。また早稲田大学の第二代学長天野為之は唐津市出身ということもあるようです。
学校の建設予定地は、校舎が移転した旧唐津東高校跡地、運動場はこれも移転した旧大成小学校跡地になるようです。場所的に海から近く、福岡市内からも電車で一時間と便利な場所にあります。また、寮も用意されているので、九州全域からの入学者を予定しているようです。
そして、大阪では、来年度から、摂陵中学・高校が早稲田大学と系属校になることになりました。
こちらは、現在も摂陵高校として運営されていますので、来年度の入学者が卒業する3年後に40名程度の推薦を予定されているようです。塾などの説明なども夏休み明けてみないとわかりません。
ちなみに、、、
「系属校」 って??? とよく聞かれます。
「系属校」という言葉ですが、これは早稲田特有のもので、学年全体が早稲田大学に進学できる「付属校」と違い、別法人で早稲田大学への推薦枠を作っている学校のことをさします。とはいっても、ハンカチ王子で有名になった早稲田実業や早稲田大学の横にある早稲田高校も系属校です。
また、もう一つ付け加えておくと、移転した佐賀の唐津東高校は、国公立大学100名以上合格の県内屈指の高校であるのに対して、摂陵高校は主に私立大学の希望者が多い高校です。
いや、別に摂陵高校のレベルがどうこうという話ではなくて、今後どういった方向性で進んでいくかがとても注目されるべきところであると思います。
京都からみると、大阪の摂陵高校は遠い気がしますが、JRと阪急からスクールバスが出ているので、京都駅や河原町駅から、学校まででも1時間はかかりません。そう思うと、京都市内も十分に通学圏内になると思います。
早稲田を皮切りに、こういった大手の大学が全国進出するのが、これからもっと増えてくるかもしれません。いや、本当はすでにいろいろな大学がいろいろな高校に触手を伸ばしていることは、すでに知られているでしょうか。。。
「受験勉強」なき大学受験が主流になってくれば、高校生の勉強もこれから変わってくるかもしれません。
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京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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