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昨日は夜遅く塾から帰ってきたものですから、ゆっくり部屋で夜中にごはんを食べていました。本当はビデオに撮って、あとでゆっくり観ようと思っていたのですが、ごはんを食べながら観てしまうことになりました。
この『長州ファイブ』という映画は、大筋のところで実話なのです。
幕末の長州藩(萩藩、現在の山口県)の若者たち5人が、イギリスに密航し、その後近代日本を大きく動かしていくことになるという話です。
その5人というのは、、、
山尾庸三、井上勝、井上馨、伊藤博文、遠藤謹助 です。
山尾は、造船技術などを学び、日本に帰ってのち工部大学校というものを作り、日本工学の父といわれています。これは後に東大工学部に引き継がれていきます。
井上勝は、日本に鉄道を始めて走らせた人物で、東京駅に銅像が建っています。意外と知られていないですね。
井上馨は、初代外務大臣で、日本の欧化政策のリーダーです。鹿鳴館を作ったのも有名です。
伊藤は、後の初代内閣総理大臣で、木戸亡きあと長州閥の重要人物となります。
この5人のうち、井上馨と伊藤は下関砲撃事件を聞きつけ、日本に急遽帰国することになります。しかし、その二人が政治家としての道を歩み、あとの三人が、技術畑として日本を支えていくというのも歴史の流れというものでしょうか。
彼らが密航したのは1863年(文久三年)で、この年京都では新選組が誕生した年です。時代は徐々に近代化へと進み始めた時だったのです。
長州ファイブの5人は、密航当時全員20代で、一番若かった井上勝はまだ二十歳でした。彼らがイギリスの地で、どれだけの苦労をしたかを想像する時、まだまだ自分のが甘いことを思い知らされます。
現在、ロンドン大学に「Choshu Five」という名の顕彰碑が建てられているようです。また、最近ですが、日本にも山尾の生家跡に顕彰碑が建てられました。彼らの功績は後の日本を大きく動かしましたが、日本が本当の意味での文明国となったかは、疑問が残ります。
最後に、、、
圭修ファイブは、関係あるのでしょうか。。。
っていうても、知っているのは僕ら世代だけかな。。。
僕は「4時です」派でしたが。。。
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京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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