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少し前のことですが、生徒にもらいました。
うちの塾から一番近い高校は、洛北高校なのですが、そこには「修学旅行」という名のものがないのです。1年生の時に「スキー研修」という名で4泊5日長野県(志賀高原)に行くことになっているのです。聞くところによると10年くらいまえでも同じようなことだったらしいので、結構長くこういったものであるようです。
ちなみに、校内に併設されている洛北付属中学校は、中3でオーストラリアのケアンズに5泊6日の研修旅行でした。
写真は信州のワインです。実はもう飲んでしまいましたが、なかなかおいしかったです。生徒にお酒を買ってもらったのは、ちょっと恥ずかしいですが、もらえるものはもらっておきます。ほんま、ありがとうね。
うちの学区内の中学校(下鴨中学校)の来年の修学旅行先は北海道です。
何だか公立中学校の修学旅行も、だんだん贅沢になってきているように思います。やはりこれは、家族の中で子ども一人一人にかけるお金が増えてきている証拠なのでしょうか。
僕は大阪出身ですが、中学校の修学旅行は長野県、高校は私立でしたが北海道でした。うちの妹は、地元の公立高校で、東京ディズニーランドやったと思います。
最近は、私立中学高校の国際コースなる、海外へ行けるチャンスのある学校も、日程は数週間という単位ではありません。数ヶ月や半年、丸々一年という高校も増えてきました。一年間海外で勉強して、日本に帰ってから受験勉強に打ち込むというやりかたです。
大阪では、大阪市立南高校が3ヶ月の交換留学制度を設けていて、クラスの半数以上が英検2級以上と、公立でも侮れません。京都では、京都市立紫野高校のⅡ類英文系の海外研修はオーストラリア3週間です。
修学旅行というもの自体、最近は趣向を凝らすようになってきているようですが、僕はもっと「遊びに」行けば良いように思います。一生行かないようなところに行くのも悪くないですし、何にもないところに行って、友達としょうもない話をするのも良いと思います。
生徒に聞けば、どこへ行ってもケータイで友達とメールするのが楽しかったりするそうで、何だか寂しいような気もします。
また、大学受験のことを考えると、高3の修学旅行はほとんど皆無になりました。高校最後の思い出というよりは、3年間のちょっとした息抜きといった感じです。
僕自身もそうでしたが、修学旅行はどこに行くかではなく、誰と行くかです。
十代の多感な時期に、見知らぬ土地へ、どんな仲間と行くかが大事なような気がします。
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京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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