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毎年ブログでもこの話題は取り上げますが、やはり書かねばなりません。
僕は仕事がら十代の子らと話す機会が多いのですが、今日高校生に「もう地震の話しは耳にタコやわ」と言われました。たしかにそうかもしれません。でもそれでも話しておかなければなりません。
阪神・淡路の地震から13年もたって、いまさらと考えているのでしょうが、とんでもない。今でもその傷で苦しんでいる人がたくさんいらっしゃいます。これは終わった出来事ではなく、現在進行形だと思うのです。
まして地震の話というのは、他人事の話ではなく、明日京都に大地震が来てもおかしくないのです。
少し古いですが、平成17年に出された京都市防災マップによる被害想定の一部です。
東南海地震(2020~2040年)マグニチュード8.6
京都市南部を中心に震度5強~6弱
家屋被害件数 600棟
死者 100人以下
負傷者 100人
避難者(10時間後) 33,400人
花折断層地震 マグニチュード7.5
京都市の平地部で震度6強
家屋被害件数 162,100棟
死者 3,300~5,400人
負傷者 111,900~163,400人
避難者(10時間後) 293,600人
桃山断層~鹿ヶ谷断層地震 マグニチュード6.6
家屋被害件数 72,100棟
死者 1,500~2,000人
負傷者 45,200~68,600人
避難者(10時間後) 156,000人
琵琶湖西岸断層系地震 マグニチュード7.7
家屋被害件数 52,500棟
死者 200~800人
負傷者 32,200~49,100人
避難者(10時間後) 140,700人
その他あと5ヶ所ありますが、何だか気分が落ち込んでくるのでこのへんにしておきます。。。京都市内に被害をもたらすであろう断層は全部で8つ確認されていますが、その中でも、やはり注目すべきは花折断層です。
花折断層は、高野川に沿って北へ延びる45キロ以上ある大断層です。
今から4年前2004年の12月1日に起こったマグニチュード4.1の地震は花折断層の地震で、これによって活動期に入ったとも言われています。
これをみてもわかるとおり、京都に住んでいても他人事ではありません。つまり今のうちからしっかり防災対策することによって、地震に正面から立ち向かわなければいけません。それが阪神・淡路大震災で犠牲になった方々への手向けになると思います。
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京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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