[PR] 忍者ブログ記事別アクセス推移 京都好き −歴史・教育・おいしいもん・おもろいとこ− 光悦寺に行ってきました。紅葉もまぁまぁ♪ 忍者ブログ
ADMIN
京都の話しなど、他愛もないことを書きます。コメントなど残してくれたらうれしいです。
[85]  [84]  [83]  [82]  [81]  [80]  [79]  [78]  [77]  [76]  [75
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 先日のことですが、京都国立博物館に狩野永徳を観に行こうと思っていたのです。金曜日の朝ということもあり、まぁクルマで行っても大丈夫だろうと思っていました。

 ところが、、、
 10時の段階で駐車場は満車、入場も50分待ちということで、この日はあきらめました。。。

 そこでこのまま帰るのもシャクだということで、ちょっと足を伸ばして光悦寺に行ってきたのです。僕もここへ来るのは久しぶりでした。大学から近かったので、学生時代は何度も行きましたが、今思えばやはり交通の便の悪いところです。

 今年は暖かいせいで、京都の紅葉も遅れているようです。
 でも、さすがに少し北に上がれば紅葉も観ることができました。
 珍しく写メを載せておきます。。。(連れの希望により)


 光悦寺は、その名の通り本阿弥光悦にゆかりのあるお寺です。
 本阿弥光悦は、刀剣鑑定士の家に生まれ、書、絵画、陶芸、何でもこなす芸術家でした。中でも書は、独特な書風でとても有名です。僕は個人的に、俵屋宗達の下絵に書いた『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』が圧巻だと思います。書がアートであることをとても感じさせてくれるものです。
 こんな風に、光悦は自身が作品を作る一方、いろいろな芸術家たちのプロデュサーとして、今にその作品が残ります。

 光悦は60歳を前にして、この鷹峰に徳川家康から所領を与えられ、このあたり一体に芸術村を築きました。光悦が鷹峰に来たこの頃、茶の湯の師匠である古田織部が切腹させられていることから、洛外追放との見方もありますが。。。
 どちらにせよ、多方面の芸術に影響を与えました。特に琳派が大成する一つのきっかけを作ったといえます。尾形光琳は光悦の親戚でもあり、光琳の祖父は芸術村出身だったのです。もちろん上記の通り、宗達との共同制作は数も多いのです。

 
 話しがそれましたが、、、

 光悦寺は、そんなゆかりのあるお寺です。
 そういえばもう一つ、こないだ「バガボンド」を読んでいたら、ちゃんと光悦も出てきました。武蔵と光悦は親交が厚く、吉岡一門との決闘の前にも光悦を訪ねたといわれています。マンガでは、その場に小次郎もいることになっていますが。。。

 
 本来の目的である狩野永徳は、水曜日の午前中に行こうと思っています。
 その様子はまた報告しますね。

PR
COMMENT

name:
title:
color:
mail:
url:
comment:
pass:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
北に上がれば
山際は、少しは紅葉がすすんでいるようですね。里はまだまだですものね。
ラストに近づき、永徳展の混雑ぶりは、ますます加速しているようですね。
朝からおでかけになるならば、開始1時間前からならばれんことをお勧めします。
ご無事にご覧になれますように。
もちや URL 2007/11/13(Tue)19:12:47 edit
>もちや さま
 コメントありがとうございます☆
混んでいることをわかっていながら、不覚でした。
 開始一時間前ですね、というと、、、
 8時半!!
 夜の仕事である僕にとっては、かなりの難題ですが、これも永徳のため!頑張ってみたいと思います。
 報告ができたら、TBさせていただきたいです♪
いしだかずゆき URL 2007/11/13(Tue)19:43:33 edit
京都国立博物館
今日、行ってきました!16:30過ぎで30分待ちでした。
若冲の時と同じくらい、学生や同年代の人が多く、なんだか嬉しくなりました。
タイムスリップして、聚楽第を見たい!と思いながら帰ってきました。
ライトアップされた博物館の暖かなオレンジ色と、ろうそくの様な京都タワーの澄んだ白、細い三日月が美しかったです。
ちさ 2007/11/14(Wed)23:35:56 edit
無題
今週みごろくらいでしょうか?
きっと赤が強いんだろうなぁ。
また行きたいところです。

やはり永徳展。
とても人気みたいですね。
そこらじゅうにポスターがはりまくりで。。。
あのへんには近づけませんf^_^;

TBおかえししますね☆
まめ URL 2007/11/15(Thu)22:27:57 edit
>ちさ さま
 コメントありがとうございます♪
 奇遇にも、僕も昨日行きました。感想などは書いたとおりです。
 夕方から行ったんですね。平日の夕方で30分待ちとは多いなぁ。
 若冲は、僕も観にいってました。琳派はわりと好きです。
 聚楽第は観たいですね。発掘された中から金箔の貼られた瓦が出土していますが、「聚楽第図屏風」を観ても瓦の一部が金で描かれていて、わりと忠実に書かれたことがわかりました。

 夜のライトアップは綺麗ですね。
 明治期の建物と、京都タワー、お月さん、、ロマンチックですねー☆
いしだかずゆき URL 2007/11/15(Thu)22:58:25 edit
>まめ さま
 コメント、TBありがとうございます♪
 今週くらいがいいかもしれないですね。
急に寒くなってきたので、紅葉がすすむかもしれないですし。

 永徳は多かったです、でも見ごたえはありました。
世界中の永徳をいっぺんに観た感じがします。やっぱり京都は都ですね。
いしだかずゆき URL 2007/11/15(Thu)23:09:03 edit
TRACKBACK
trackback URL:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新トラックバック
最新コメント
[09/04 ぷるうる]
[06/08 はるまき]
[10/05 いしだかずゆき]
[10/05 いしだかずゆき]
[10/05 kanachan]
ブログ内検索
プロフィール
HN:
いしだかずゆき
年齢:
50
HP:
性別:
男性
誕生日:
1974/11/04
職業:
自営業
自己紹介:
京都市左京区の学習塾
京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
メールを送ってくださる方は、このブログの一番下にあるメールフォームからお願いします。
バーコード
カウンター
アクセス解析
お天気情報
[PR]Samurai Sounds


nyaoチャ箱♪
* ILLUSTRATION BY nyao *
忍者ブログ [PR]