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京都の話しなど、他愛もないことを書きます。コメントなど残してくれたらうれしいです。
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 今日は8月25日、いよいよ夏休みも佳境入って、みんな宿題に追われている頃です。地蔵盆なども一段落ついたようで、後片付けしてる様子を近所で見ることができます。
 毎月25日といえば天神さんですが、ここ吉祥院では今日六斎念仏が行われます。国の重要無形民族文化財にも指定されています。

 そもそもここ吉祥院天満宮に行かれた方は意外に少ないのではないでしょうか。「吉祥院」という地名の由来にもなっているお宮さんでありながら、どうもマイナーなような気がします。

 吉祥院天満宮は、菅原道真の祖父菅原清公が遣唐使として入唐する際、吉祥天女によって命を救われたということから、この地にお堂を建てたことに由来するようです。その後、清公の子菅原是善がここに吉祥院というお寺を創建しました。
 境内には、胞衣塚(えなづか)と呼ばれる菅原道真のへその緒が納められたとされるところもあります。


 六斎念仏とは、平安時代空也上人の踊り念仏が起源です。
京都では六斎念仏がいたるところで行われていますが、ここ吉祥院六斎念仏もまたその一つと思われます。でも、ここらの由来は僕もよくわかりません。一説には明智光秀の残党を弔ったことが始まりだとか。。。
 ただ、ここの六斎念仏は、時期が時期ということもあり、子どもが主役でいろいろなイベントが行われています。
 正直僕は、久しく行ってないのですが、夜店なども出ていたと思います。


 昔、大学の時の友達が吉祥院に住んでいて、うちのクラブの後輩たちも吉祥院には必ず連れて来られ(?)ていました。後輩たちはそれを「洗礼」なんて呼んでいましたが、吉祥院をいろいろ連れ回されていたようです。僕もそのおかげで今でもこのあたりは土地勘があります。

 明日は夏休みの総括もあって、うちの塾では講師研修を行います。
 やり切れていないことがたくさんあって、ブログ書いている場合ではないのですが、今日一日も頑張ろうと思います。
 明日は朝早く起きれたら、プチ・メック2号店に行こうと思ってます。 

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 今日日本史の授業で、鎌倉幕府の四代将軍の話をしておりました。

 鎌倉幕府は、源頼朝が初代将軍であることは誰もが知っておられることかと思います。二代目は頼朝の子頼家が継ぎ、三代目は実朝が継ぎました。実朝は百人一首にも載っている(鎌倉右大臣)人物です。
 ここで源氏の将軍が絶えてしまい、またその後北条氏の執権政治が始まるので、中学歴史のレベルではここで終わりです。

 高校日本史のレベルでは、この後四代目の将軍も必須です。
 四代目は、頼朝の少し遠い親戚(姪の孫)にあたる、九条頼経が継ぎました。後に、頼経と二代将軍頼家の娘との間に頼嗣という男子が生まれ、彼が五代将軍になりました。
 六代目は、後嵯峨天皇の子宗尊親王が継ぎ、九代守邦親王まで皇族の将軍が継ぐことになりました。。。

 たくさん一気に書きましたが、鎌倉幕府の将軍というのは、源氏の将軍と九条家(摂関家)の将軍、そして皇族の将軍という変則的な構造だったのです。
 なぜ、北条氏が執権という位のまま、政治をとっていったかはという問題もありますが、ここではやめておきましょう(長くなりますね)。
 あ、あえていうならば、北条氏が朝廷から、どうあっても征夷大将軍を任命されなかったからだと思われます。理由はいろいろあると思います。

 鎌倉時代は、まだまだ武家と公家との境がはっきりせず、中央よりも地方の政治や社会構造が劇的に変化した時代です。
 現代も中央に何もかもを頼るのではなく、小さなところから何か大きなうねりを作り出すことができそうな気もします。

 お盆ですが、今日は一人でうちの地元高槻を散策していました。
 といっても夕方から出かけたので、たいしてどこも行けませんでしたが。。。
 
 ちゃんと行ったのは「高槻市立しろあと歴史館」というところでした。
 うちの地元、大阪府高槻市は、江戸時代3万7千石の高槻藩だったんです。明治時代に電車を走らせることで、城はほとんど解体され、昭和の戦争の時に陸軍工兵隊の練兵場であったために、空襲を受けました。
 現在は、練兵場のあとはほとんどなく、高槻市民でも知らない人が多いと思います。

 今日はどうしても「その日」なので、こうした話になってしまいそうですが、あえて京都の話にもっていきます。

 しろあと歴史館は、高槻城の歴史と、高槻藩の歴史について展示しています。決して広くないところですが、基本的に無料で閲覧できることは良いことだと思います。

 ここで今日僕が始めて知ったことがありました。

 幕末の漢詩人、藤井竹外がなんと高槻藩出身であったことです。
 一般的には藤井竹外はあまり知られていない人ですが、歴史の教科書で名高い大塩平八郎が、高槻藩の藩校で教えていた時の弟子の一人です。のちに、京都に住み、今でも邸宅跡は同志社大学の裏手あたりに碑などが建っています。 
 僕は京都に住んでいた藤井竹外は知っていたのですが、まさか地元高槻藩出身だとは知りませんでした。
 彼は、大塩の乱の後、酒びたりになって、京都に隠居したと言われています。。。

 僕と同じように、高槻から京都にやってきたというのは個人敵にとても興味があります。
 時代は違いますが、何だか藤井竹外が身近に感じられました。

 


 今日は8月15日、終戦の日ですね。
62年前の今日、1945年8月15日正午に玉音放送(昭和天皇による戦争終結の宣言)がありました。周知のとおり、この放送は事前にレコードで録音されていたもので、前日にはすでに15日正午に日本国民はラジオを聴くように言われていたようです。
 この放送を聴いた人、聴かなかった人、いろいろな人がいたと思います。

 そういえば、先日の西日本新聞に、玉音放送当日放送直後に撮影された兵士たちの写真が載っていました。
 海軍航空隊100人以上が写っている写真なのですが、珍しいことにほとんどの人が満面の笑顔なのです。背景から地元の「綿積神社」(わたつみじんじゃ)での撮影とされていますが、当時神社の面前で笑顔で写真を撮るというのが、あまり許されなかった時代だったと思います。
 終戦の安心感からか、助かったという気持ちなのか、当事者にしかわかりません。しかし、やはり戦中戦後についてもっとクリアにわれわれは知るべきのだと思います。

 明日にはご先祖さんがあの世に帰っていきますが、過去から学ぶべきことはもっとあると思います。
 明日は、五山の送り火を見ようかと思います。。。


 毎年のことなんですが、やっぱり夏期講習は心身ともに削られてしまいます。でも、この夏でいろいろ変わっていく塾の雰囲気や生徒の様子が楽しみでもあります。なので9月を楽しみに頑張ります。


 ところで今日は宇治川の花火大会でした。
 もちろん僕は行ってないですが、最後に行ったのは、僕が宇治の塾で働いていた時のことで、かれこれ10年近く前になります。
 宇治川の花火大会は、いつも源氏物語にちなんだテーマで打ち上げられています。
 そして、来年2008年は、源氏物語1000年ということもあり、きっと宇治は注目されることかと思います。もういろいろと動き始めていることもあるようです。

 そういえば、宇治には源氏物語ミュージアムなるものがありますが、実は京都市内にも、源氏物語の博物館があるのです。
 

 それは、風俗博物館です。

 京都駅の西本願寺向かいにあります。
井筒何とかビルの5階だったと思います。。。うろ覚えですいません。
 ここはどちらかというと服装がメインの博物館ですが、かなり見ごたえがあります。また、たくさんの人形がおいてあって、ちょっと不気味な感じもしますが、なかなかのものです。

 そのほかにうちの近所には、紫式部が源氏物語を執筆した廬山寺があります。節分で有名ですが、ちょこっと源氏物語を偲ぶ(?)ことができるような一角もあります。

 来年、注目されるだろう宇治ですが、時間があれば先取りしてみたいと思います。

 昨日はとにかく甘いものが食べたかったんです。

 最初に「スギトラ」に行きました。

 三条河原町にある果物屋さんです。ここは中でフルーツパーラーもされているので、ちょっとゆっくりできます。カウンターしかないお店ですが、いつもお客さんが少なく(すいません)のんびりできます。カウンターの向かいには、大きな水槽がありアロワナがゆっくり泳いでいます。
 僕は「夏パフェ」というのを注文しましたが、ガラスのコップに盛りだくさんのフルーツとアイスクリームで、かなり食べごたえがありました。フルーツは、メロン、すいか、マンゴー、プラム、パイナップル、バナナ、ぶどう、白桃だったと思います。
 静かでのんびりできましたが、静かすぎてご主人さんたちに気を使わせてしまったような気がします。僕は一人だとわりと無愛想なんです。。。
 あと、帰り際に「カエル好きなの?」と聞かれました。
 は?と思いましたが、そういえば僕はカエルのTシャツを着ていたんです。カエルも大好きですけどね。

 夕方には「オ・グルニエ・ドール」に行きました。

 6時過ぎに行ったわりには、たくさんの種類のケーキがあり、よりどりみどりでした。けれど僕は「いつもの」プランマンジェとレモンのタルトをいただきました。
 今年初めてのレモンのタルトでしたが、昨年と少しデザインが変わっていました。聞いてみると、少しメレンゲの量が増えてるようで、僕は今のほうが好みです。
 あと、マダムにお店に関してちょっとびっくりするようなことをお聞きしましたが、ここでは伏せておきましょう。。。ふふふ。
 それと関係なくもないですが、今年の休みは、例年より少し遅れて15日以降だそうです。

 そしてここでも僕は帰り際に「Tシャツいいですね」と言われました。僕の友達がデザインした旨を伝えると、とてもびっくりしておられました。

 本当は、この日祇園会館で映画を観ようと思っていたんですが、チケットを家に忘れてきてしまって、結局ぶらぶらしました。それでも、歴史資料館で屏風を観たり、CD屋さんでひたすら視聴したり、お香を探しに行ったり、そして最後はいつもの場所で3時間ほど読書したりと、充実した一日でした。

 てか、あんまり京都っぽくないですか!?
 来週くらいは、少しくらい京都を堪能したいものです。

 8月に入り、夏らしくなってきたようですが、僕は日々建物の中で一日中仕事をしていので、あまり夏を感じません。
 昨年よりかは若干楽になった(ような気がする)夏期講習も、毎日とくればこたえます。一日14時間労働していますので。
 そんな毎日でも、日曜日はしっかり休もうと気晴らしに外に出かけるようにしています。

 そんな日曜日、映画を観てきました、「図鑑に載ってない虫」です。
 監督は「時効警察」などで今をときめく三木聡、出演は伊勢谷友介、松尾スズキ、菊池凛子、それからいつもの「時効」メンバーです。

 話しの筋は、きっとどこぞのブログなどで書いていると思うので書きませんが、予想通りゆるーい映画でした。随所にくだらない話しがちりばめられていて、周りのお客さんをはばからずに笑わせてもらいました。

 そこでちょっと気になることがありました。。。

 もともと小さい映画館で、僕を含めて10人もお客さんがいない状態でしたが、僕の斜め後ろの女の人の、笑いのツボがちょっとみんなと違うのです。まぁ、別にどってことないのですが、どんなところで笑うんやろうかとかなり気になりました。
 ほかに、僕の前に座っていた女の人は、僕と同じところで笑っていましたし、一番前に座っていたカップルは、全く動じていませんでした。

 だんだん僕も映画を観ながら「ここで笑うんかい!」とか「ここはスルーかよ!」とか一人でツッコんでいました。。。
 これまたどうだっていい話しですが、人っていろいろだなぁって思った日でした。

 今日と明日は、京都の18大学のオープンキャンパス統一日です。
 町中に高校生があふれ、大学は大盛況になると思います。
 僕もまた、ゆるーい一日を送りたいものです。

 うつくしいくに、にくいしくつう

 誰が言ったか知りませんが、見事な回文ですね。まぁ、国会の発言や中身はともかくとして、今の政治に満足している人は多くはないと思います。かといって、万人の満足のいく政治というものは非常に難しいというのはいうまでもないことです。

 現在、うちの塾では毎日夏期講習で忙しいですが、今日塾の前で某政党の街宣車が大音量で演説していました。うちの近所は学習塾が乱立している場所なので、かなりの人が迷惑を被っているように思います。政治家として、自分の意見を多くの人に理解してほしい気持ちはわかりますが、何とかならんのでしょうか。。。

 僕はもう期日前投票で済ませましたが、やはりこれからは国民一人一人が政治に関心を持って「監視」しておかないと、この国は大変なことになりそうです。

 苦痛が多いのは、御免被ります。。。

テスト週間が終わってゆっくり寝られるはずだったんですが、急に寝ようと思っても、3週間続いた生活リズムはなかなか離れないものです。土曜日に宝ヶ池のプリンスホテルへ行ってきました。
 これは立命館中学校・高等学校主催で、この中学高校に来年度から医師薬系コースが新設されるということの記念フォーラムでした。

 まずは和田先生が「医者になるために必要な学力とは?」というテーマでお話しされました。
 医学部は受験学力において相当な負担があるので、ある程度の前倒しの勉強は必要である。しかし、他の学部に比べて(特に私立大学では)出題傾向がはっきりしているため対策がたてやすい。そうなると、医学部の受験予備校に通えば受かる可能性というのは高くなってくる。
 あと、社会のニーズとして「世の中を知っている医者」が生き残るので、戦略的に勉強していかなければいけない。つまりは、面接試験対策ではないが、新聞・新書をよく読んで、いろいろなことに関心をもつのは良いことだ。
 だいたいそういったお話しでした。そのほか、基礎医学ではない分野で大成する話しや、西日本の医学部人気についてなどちょっとおもしろいお話もありました。

 次に陰山先生が「立命館一貫教育で目指す学力とは?」というテーマでお話しされました。
 日本の社会を豊かにする人材を育成するために、公立とか私立とかいってられないというお話から、立命館が、口先ではなく本当に実践しているということや、それができるからこそ立命館に来たという話をされていました。そしてやはりおっしゃっていたのが基礎・基本的なことはつめこんでおいたほうがいい!ということでした。僕もこれに関しては同感です。

 2人の講演の後は、立命館中学校・高等学校の先生が新コースについての説明をされました。

 そして最後に和田先生、陰山先生の対談、、というかお話しがありました。
 努力をムダにさせない方法論、頑張って何も得るものがないというのでは勉強は良い方向へは向かないということでした。いい点を取らせることが大事だということ。
 自分のことを頭が悪いとは思わせない、できなかった時に、やり方をかえるという思考が大事だということ。
 両方とも非常によくわかります。悪い点数をとって、なにくそと頑張る子もいないではないですが、そんな生徒でも良い点数をとるももっとやる気が出るものです。たとえ中間テストや期末テストのような大々的なテストでなくとも、日々の小テストや百ます計算などでも、「点数」を取るには十分なものです。やはりこういった体験こそが、自己肯定できる心を養うのだと思います。

 あと、モチベーションを維持するためにはどうしたらよいかという話しの時に、モチベーションには内発的な動機と外発的な動機があって、どちらかだけではよくない。モチベーションは各人違うので、やる気の出させ方は一つではないということでした。
 子どもをよく見てください。というお話しもありましたが、僕自身これは塾のせんせとしての、一番大きな課題だと思っています。子ども個々人の現状をいかに捉えるかさえできれば、それに対する対応は何とかできるものです。どうやって子どもを見切っていくのかが、最も難しく最も必要なところだと思います。

 
 なんやかんやと書きましたが、2時間足らずでとても内容の濃いお話しでした。もっとなかなかこういった先生方は受験については、お話しする機会がないので、とてもためになりました。教育再生会議の話しもありましたが、ここでは書けないでしょうか。。。
 あと、立命館小学校のテキストについては、期待しています☆

266373d8jpeg 仕事がたまっているのに、ブログ書いてたら怒られそうです。。。
でも、しんどい時やからこそ、書けることもあります。。。

 先日、さる方からひこにゃんグッズをいただきました。
ピンバッジ二つと、シャーペンをいただきました。本当にありがとうございます。僕が好きなせいで、うちの塾内にも浸透しているひこにゃんですが、グッズなんてものは初めてです。
 あと、久しぶりに写真などを載せてみました。
 僕はどうも写真が苦手でなかなか載せません。

 向かって左側のひこにゃんピンバッジは、どうも手に入りにくいものらしく、わざわざ商工会議所くんだりまで行ってもらえたようです。有難い話です。値段もついていますが、ヤフーオークションで高値で取引されたからとのことです。ひこにゃんにプレミアがついていくというのは、どうも僕はいい気分ではないですが。。。

 ともあれ、今年はひこにゃんを追っていきたいと思います。

 それよりも仕事がなかなか終わりきらない今日この頃。。。
ひこにゃん眺めながら、ちょっと寝酒して寝ようと思います。。。

  

 ブログが全然更新できません。。。それほど期待されるようなものではないですが、もうちょっとは頑張って書いていきたいと思っています。やはり塾の移転は、予想以上にいろいろな変化をもたらしています。

 そんな今日は、七夕さんです。
子どもの頃は、笹に願い事を書いていましたね。でも自分でどんなことを書いていたのかさっぱり覚えていません。
 昨年も書いたかもしれないですが、僕が住んでいる出町は七夕が一年の中で最も盛り上がる季節なんです。

 だいたい七夕の時期は忙しいので、行けるとは限らないんですが、毎年楽しみにしています。今年は今から行こうと思います。生徒やらいろいろ会いそうです。。。

 てか、内容のない文章ですみません。。。明日はまじめに書きます。。。

 いやぁ、忙しいです。でもカラダ以外はしんどくありません。

 先週の土曜日、怒涛の引越しが終わり、今週はまだ荷物がほとんど片付いていないままでの授業再開となりました。テキストはダンボールの中から探しつつ授業をしていたり、コピー機が不調の時はとにかくできることからはじめたりと、生徒もわれわれもせせこましく勉強していました。

  何とか一段落ついて落ち着きました。 まぁ本当は自習室も満足に使える状態ではないですし、電話やファックスもまだ不十分なところもあります。でも、何とか動いていける目処はたちました。今日もテスト前ということもあり、生徒がところ狭しと自習しています。
 
  とりあえず今回も講師の先生やその他の助っ人に助けられました。 つくづくみなさんに感謝です。  昨日もお昼から汗だくになって作業をしました。6月30日ということもあり、水無月をいただいての作業でしたが、予定よりもいろいろなことができて、僕もうれしい限りです。 

 では、まだ作業が残っているので、このへんで。。。


 いやはや、忙しいです。。。明日は休みますが。。。
 今は、午前中からの仕事が多く、それにこの引越しときています。なかなか忙しいので、ブログを書く暇もありませんが、こうやって愚痴ることができるのもブログのいいところだと思っています。
 前回の書き込みで、うちの塾がお引越しをすることを書きました。
まだ内装工事中で、概要を説明するにとどまっていますが、できあがったらまたここで報告しようと思っています。

 そもそもお引越しというものが僕は大好きです。
そういえば、僕は京都に住み始めてのべ7年目になりますが、今の住まいは3軒目です(いや正確にいうと4、5軒目です)。


 そういえば「お引越し」という映画、ご存じでしょうか。。。

 京都を舞台にした、今はなき相米慎二監督の映画です。
 内容は、離婚する両親の間でいろいろな考えをめぐらせる小学生の女の子の話しです。主演の漆場レンコはオーディションで選ばれましたが、これが現在も映画やテレビで活躍している田畑智子ちゃんです。
 それ以外にも友達の男の子役で茂山逸平くん、父親役に中井貴一、母親役に桜田淳子など、顔ぶれは豪華です。

 また、クライマックスでレンコが「おめでとうございまーす!!」と叫ぶシーンは、最近ジャックスカードのCMでオマージュとして使われました。CMでは松田龍平くんと田畑智子本人が出演していました。あと、CMの中のドラマで田畑智子ちゃんは「ウレシバレンコ」という名前やったような気がします。

 また、田畑智子ちゃんのドラマで話題になった、NHKの朝の連続ドラマ「私の青空」は、シングルマザーをテーマにした話しでした。この役名の「なずな」というのも、「お引越し」で桜田淳子演じるシングルマザーのお母さんの名前でした。ちょっと考えすぎかもしれませんが。。。

 
 僕がこの映画をとても覚えているのは、河原町三条にあった朝日シネマという映画館が閉館になった時、最後に上映した映画でした。いつもそんなに混んだことのない映画館が、本当にいっぱいの人で、最後に茂山さんだったかの音頭で一本締めしたような気がします。
 あの映画館は、淀川長治さんも来られたところでしたでしょうか。


 うーん。。。いろいろ出てきますが、朝日シネマを受け継いだ京都シネマに明日行ってみようかと思います。。。

 はっきりいって宣伝です☆

 僕がやっている学習塾、京都寺子屋塾が移転することになりました。
場所は今の場所から歩いて1分くらいのところにあります。めちゃ近いんです。洛北高校前の交差点の角になります。
 四つの角は、北東が吉野家さん、北西がココイチさん、南西がバイカルさんですが、うちの塾は南東の角になります。葵書房さん、もち吉さん、そしてうちの塾があります。塾のビルの1階は薬局です。反対側の隣は京都銀行さんです。
 まぁ、、、文字にするとわかりにくいですね。。。

 よく聞かれるのは、移転する理由です。
 
 一言でいえば、手狭になったからです。

 今は基本的に教室を二つで授業していましたが、生徒数の増加や科目の多様化により、授業数を増やさざるを得なくなりました。さらに、塾内での高校生の割合が増えたことで、定期テスト前や普段でも自習するスペースが今以上に必要になってきました。
 先日もテスト前は、塾内の机を全て使い、僕のデスクや講師の先生の机まで使っても足りなくなるほどでした。

 うちの生徒の多くは、普段の勉強を家ではなく塾でしています。
本当はおうちで勉強できる環境があれば一番なのですが、みんながみんなそういうわけにはいきません。家では遊びの誘惑が多かったりもします。また、塾では他の生徒も勉強しているので生徒にとっては励みになるようです。

 
 うちの塾としても、生徒の成績が上がるのは嬉しいことです。また自分から勉強してくれることがとても嬉しいです。「自習」というのは案外難しいことなのです。

 
 そうそう、新しい塾の概要ですが、2Fは教室のみで、3つの教室です。3Fは教室と自習室、そして先生たちがいるスペースです。普通の塾は2Fが先生スペースというのが多いと思います。うちは逆で、下の階が教室なのです。一度は必ず僕も生徒の顔を見たいので、うまく3階に来てもらえる仕組みを今考えています。
 生徒にとっては、教室数が増えて、自習室ができて、広くなって勉強しやすくなってくれたら嬉しいです。


 塾が広くなって、僕の仕事も増えそうですが、楽しみなことでいっぱいです☆
 どなたさまも、お近くにお寄りの際は、是非お越しください♪


 昨年のブログもそうでしたが、やはりこの時期は忙しいです。
今年は、特に忙しいのです。塾で今月大変なことがあるからです。それは今週中にでも発表しようと思っています。乞うご期待!?

 さて、説明会ですが、例年通り学校の体育館で行われました。
僕は13時からの回に行きましたが、それほど多くて困るということはありませんでした。わりと快適に説明会を聞くことができました。

<学校説明>

 Ⅰ 中高一貫教育の概要

 導入の趣旨
  中教審の「学ぶ機会を選択できるようにする」という導入趣旨に従っているということです。これは今から10年前に考えられたことです。

 中高一貫教育の利点・留意点
  ○利点
   ・安定的な学校生活
   ・継続性のある教育指導
   ・個性の伸長や優れた才能の発見がよりできること
   ・社会性や豊かな人間性をより育成できること
   
   こうありますが、保護者の方から考えると一番の利点は、高校受験がないことだと思います。そして、受験勉強にとらわれない学習をすすめることができるということだと思います。3つ目4つ目の項目について少し曖昧でした。たしかに他学年との交流は一般の公立中学校よりも多いとは思いますが、実際どういったことをしているのかお聞きしたかったです。

  ○留意点
   ・受験競争の低年齢化につながらないよう→公立学校では学力試験は行わない
   ・受験準備に偏した教育がおこなわれないよう
   ・心身発達の差異の大きい→きめ細やかな配慮が必要

   受験競争に関しては、現実をみれば完全に低年齢化していると思います。学力試験を行わないというだけで低年齢化を防ぐことは難しいのが現実ですし、それならばいっそ割り切ってどういった生徒に来て欲しいかという考えをお聞きしたかったです。また、心身の発達の差異に関してはとても難しいところだと思います。ある程度集められた集団の中で、しかも80人程度の中では、一般の公立中学校にはない難しいところもあると思います。どういったフォローをしているのでしょうか。

  設置形態
  洛北高校付属中学校は、中等教育学校に近い併設型の中学高校だとおっしゃってました。
  たしかに同じ敷地内にある洛北高校に進学するわけですので、併設型であることにはかわりありません。現在は高校1年生が最高学年ですが、高校入試を経て入学しているⅠ類~Ⅲ類の生徒と、中高一貫クラスがどういった接触をしているのか、このあたりは僕もまだ情報収集不足です。これからもう少し生徒たちに突っ込んで聞いてみたいと思います。
  

 Ⅱ 本校(洛北付属中)の目指す中高一貫教育

  基本コンセプト「サイエンス」
  これは理系進学のためにというわけではないそうです。サイエンスの捉え方として、「『物事の真理や真実を見抜く力』と考え」、人文系をも包含していくような考えだそうです。

 中学・高校が一体となった組織運営
 中高の先生が一緒になる定期的な研修会があるそうです。


 Ⅲ 教育課程と特色ある教育内容
    
  中高6年間の学習を3期間に分けて行います。

  ○ 基礎期 (中学1、2年生)
    小学校までの学習をもとに、基礎基本を徹底していく。
   2クラスを3クラスに分けて、1クラス26人程度とし、少人数制の授業にします。

  ○ 充実期 (中学3年生、高校1年生)
    中学校の発展内容と高校の基礎的な内容を合わせた学習をしていきます。ここではまだ文系理系の別はありません。

  ○ 発展期 (高校2、3年生)
    興味・関心や進路希望に応じた科目選択を行い、進路実現の準備をします。

  3年間の総授業数は、一般的な公立高校が980時限に対して、1155~1190までの授業数に増えます。
  これは、1週間の授業数に直すと、一般的な公立高校と比べて、5~6時限多いということになります。ということは、3年生の授業数は、一週間に34時限になります。単純に考えると7時間目までの日が週に4回、6時間目までが週に1回ということになります。また、それ以外に、英検や漢検のために土曜学習などもあります。

  今年の高1は、、、
  漢字検定 中3時点で、準2級以上が約半数

  英語検定 中2時点で、3級以上が9割
       中3時点で、準2級以上が6割

  日本ジュニア数学オリンピック aaランクに3名 (京都府下では1位)

 洛北サイエンス
 洛北高校がスーパーサイエンスハイスクール(SSH・文科省指定)であるので、理数系の分野の授業をしています。ちなみに京都府内でSSHに指定されているのは洛北以外に、堀川高校、立命館高校、京教大付属高校のみです。
 具体的なテーマとしては、「暦の不思議を探る」「数学に関する研究」「生命の神秘に挑む」「波を科学する」「複素平面を旅して」。。。などです。

 総合的な学習の時間
 洛北サイエンスが理数系なのに対して、どちらかというと人文系を進めていると思います。
 具体的なテーマとしては「世界遺産について調べよう」「日本の文化を紹介しよう」「海外研修旅行を通じて、国際交流を図ろう」。。。などです。
  
 研修旅行(修学旅行のようなもの)については、昨年中学3年生が11月下旬にオーストラリアを5泊6日で行ってきたそうです。世界遺産のグレートバリアリーフや、キュランダの熱帯林などを見学し、現地の学校との交流会で一緒にスポーツをしたり、ゆかたを着たりしたそうです。

 Ⅳ 中高一貫コース生徒の学校生活

  洛北タイム(朝の読書時間)、少人数制授業など他の中学校ではないようなことを行っています。

  制服は、、ネクタイの色と、夏服がポロシャツであることが高校生と違います。

  自転車通学は禁止、お昼ごはんはお弁当かパン持参が基本です。

  部活は、95%が加入しています。部活をしていない生徒もスポーツ少年団や他の習い事をしているとのことです。
  高校生と一緒に活動しているものもあればそうでないものもあります。

 Ⅴ 入学者選抜の概要
  
   募集定員 80人(2クラス)
   通学区域は、京都府内全域

   合否の判定は、、、
   報告書   学校で作成される通知表と同じような内容
   面接    グループ面接 一人ずつ質問をしていく
   作文・製作 50分×3 (例年通り)

   合格の決定方法 (昨年度)
   受験者の中から、上の3つをみて、入学候補者をしぼります。
  定員の約1.2倍が目安です(昨年は95名)。入学候補者の中から特に高い適性と有すると判断される者を約半数合格とします(昨年は47名)。定員の残りを、残りの入学候補者の中から抽選します(昨年は48→33人)。

   出題方針
   「小学校学習指導要領に基づき、資料や図表、解説文等を用いて、文章や図表、数式等による記述の課題を設ける。その中で、さまざまな観察や考察、分析を通して、総合的に考え、判断・解決し、自分の考えを的確に表現できるかをみる」とのことです。


 Ⅵ おわりに
   今年の3月に1期生80人が卒業しました。他校の高校受験も可能ですが、80人全員が洛北高校に進学したとのことです。
   併設型の中高一貫校の中では、全員入学するケースは稀だそうです。

   今年度入学者アンケートで、「洛北高校付属中学校のよさは?」という質問に「授業がわかりやすい・おもしろい」というのが第1位だったそうです。ちなみに2位は「実験器具などの備品がそろっている」3位「土曜学習や補習などのていねいな指導」4位「設備が充実」5位「先輩がやさしい」だったそうです。

   日頃から、なぜ?どうして?というものを考えて、それについて自分で調べること。そして、それを論理的に説明できるようにすることが大事であるとおっしゃっていました。


 ☆ 最後に。。。

   先生方はとても頑張っている様子がうかがえました。
  普段僕も学校が近いので、付属中学校の生徒はよく見かけますが、わりとまじめそうな子が多いです。正直もう少し中学生らしくというか(もちろんそれが悪いわけではないですが)、シャキッとしてほしい気がします。でも、それもまた洛北らしくて良いとも思います。

  説明会に行かれた方も多いと思うので、いろいろなご意見をおうかがしたいです。

 洛北の説明会についてブログにアップしなければいけませんが、先に書きやすいほうを書きました。近々アップします。 

 日曜日は、元生徒のピアノの発表会でした。
 北大路ビブレにある北文化会館でしたが、久々に行った気がします。ここは僕も大学の時によく使わせてもらいました。舞台や楽屋などは今でもよく覚えています。横幅は一番長く使えば、京都会館第一ホールよりも大きくなります。
 この日はいろいろな人の発表会だったのですが、僕のめあてはその子ただ一人だったので、おおよその演奏し始める時間を聞いておいて、終わったらさっさと出て行ってしまいました。実はその間ケーキ屋さんに行っていたのです。

 ヨシヒコ ナカガワは、僕は全く知らないお店でした。中でも少しスペースがあり、誰もお客さんがいなかったのでのんびりできました。友達と行きましたが、二人で二つずつ4種類のケーキを頂きましたが、どれもしっかりしたケーキで大満足でした。
 ケーキはショーケースの中から出して、お皿にのせるというものではありませんでした。ちゃんとしたお皿にのせて、少しフルーツやソースなどもあしらってもらえました。これはお持ち帰りよりもお得な気分です☆
 場所も北大路ビブレの真裏なので、仕事前にちょっと寄ってみたいと思います。


 この日は、別の友達とも外へいくことになりました。
 寺町通りを丸太町から下がっていったところに、何だか妙なお店を見つけたのです。お花が置いてあることから、新しいお店だとはわかったのですが、何屋さんかわかりませんでした。でも、こういうお店はどうも中味が知りたくなってしまいます。友達の制止も振り切って、中に入ろうとしたとき、甘い香りがしたのでこれはもしやと思ったのです。
 果たして、やはりケーキ屋さんでした。
 ghost(ゴースト)は、僕が行った前日の6月2日に開店したばかりのお店でした。以前は木屋町二条の「K6」というバーをしていた方が出したケーキ屋さんだそうです。バーだけあって、お店の中にはお酒がぎっしり並べられています。もちろんケーキにもお酒がふんだんに使われていて、「お子さんやお酒の苦手な方には、、、」という但し書きもあるほどです。
 僕が行った時間には、もうだいぶケーキが売り切れていたあとだったので、3種類の中から二つ選び、あとで鴨川で頂きました。
 別のお客さんの「スタイリッシュなお店ですね」という言葉通り、大人の空間といった感じでした。
 もちろん、ケーキの味のほうでも満足です。
 僕は正直、もっとお酒がきいているのかと思いましたが、適度にきいている感じでほっとしました。これからとても期待のできるケーキ屋さんだと思います。


 一日に初めていくケーキ屋さんを2軒も行ってしまいました。
 まぁ、どちらも偶然的に行ったものですが、こういう日はとても気分がいいです。しかもどちらも「あたり」でした。また近くに行く機会があれば、行ってみたいと思います。

 あ、そうそう、ピアノもお疲れさまです♪

 少し報告が遅くなりましたが、今年も学校説明会に行ってきました。この日は天気もよく、ちょっと汗ばむくらいでした。西京は今年東大にも合格して、注目度も上がっている学校です。その付属中学校なので、説明会もひときわ賑わっていました。

<中2による合唱>
 中学生の合唱というのは、ここの学校に限らず何か心動かされてしまいます。僕の前に座っていた小学生の男の子は、それまでだらだらして落ち着きがなかったのですが、合唱が始まるととても集中していました。

<校長先生の挨拶>
 Ⅰ期生が今年高校のほうに入学したことの報告が始めにありました。それと付属の中学生は、入試を受けることなく西京高校のエンタープライジング科に入学することになるので、それを承知で入学準備をしてほしいとのことでした。中学校から高校に入る段になって、急に他の高校に行きたいとか、ミスマッチを防ぐことは大切です。これは子どもさん自身も大事ですが、保護者の方がしっかり判断してあげることが大事ではないかと思います。


<高校の説明>
 エンタープライジング科の目標が「未来社会を創造するグローバルリーダーシップの育成」とありました。これはパンフレットの表紙にも書かれていることであります。
 6年間を4ステージに分け、それぞれ
 ステージ1 定着
 ステージ2 充実
 ステージ3 発展
 ステージ4 挑戦
 として、学力向上はもとより、ひとりひとりの夢の実現に向けての準備をしていくとのことでした。
 具体的には、一人一台のPCを使っていることや、「知の甲子園」で優秀な成績を修めたことなど、受験勉強のための学校ではなく、幅広い勉強をしているということでした。
 部活も、体育会系で52.9%、文化系で25.8%、全体では80%近くが部活をこなしているということになります。勉強とクラブとの両立は難しいのは言うまでもありませんが、それをするだけの環境作りをうまくてきているのではないかと思います。
 あと最後にフィールドワークは、上海だったそうです。


<中学校の説明>
 中学校は高校につなげる基礎的な勉強からスタートするので、まずは自学自習のクセをつけることを第一にしているそうです。これは勉強の基礎でありながら、勉強のクセをつけるのは本当に難しいものです。

 ・EP-A(エンタープライジングA)
  これは一般的な「総合的な学習の時間」です。現在、中1は10月の学校説明会の時のプレゼンの準備をしているとのことです。

 ・EP-B(エンタープライジングB)
  1年生は英数を、2年生は英数国を、そして3年生は英数国理社をというように発展的な学習の時間を充実させるためだそうです。そしてこの二つのEPの授業を通じて、高校でのEPにつなげていくのだそうです。

 ・カリキュラム
  西京のカリキュラムは本当に感心させられますが、今回おっしゃっていたのは、3年間の授業数でした。一般の公立中学校では980時間のところを、西京では1050時間あるそうです。これは上記のEP-Bのためです。
  また、中1は科目によっては20人の少人数制授業で、発展的な内容はもちろんのこと、単元によっては高校の先取りも同時にしてしまいます。これは中高一貫の利点です。たしかにこれは現場で教えているわれわれも感覚的に「ここまで教えるなら高校範囲も教えたらいいのに」と思うような単元は意外とあります。これを中学生の年代で勉強することで、無駄が省かれて、理解をより深めることになると思います。


<Ⅰ期生に3年間をふり返ってもらって>
 高校1年生の女子生徒が、中学3年間をふり返ってお話してくれました。


<生徒による各教科の発表>
 例年のことですが、僕は毎年これを非常に楽しみにしています。単純に楽しいからということもありますが、中学生のプレゼン能力をみてみたいと思うのです。

 ・社会
  日本から東西南北にいくと、どのあたりの国に行くかという話しでした。簡単なクイズ形式で、来られていた保護者の方々や小学生たちも一緒に考えていました。スリジャヤワルダナプラコッテなど少し面白い国名や地名もうまく言えていました。
  僕の前に座っていた家族は、子どもが一生懸命考えてお父さんやお母さんに教えてあげていました。またある家族はお母さんがひたすらに「わかるでしょ!?」と連呼しました。いろいろな家族模様が見られます。

 ・国語
  テーマにそって自分の考えを書いたものを朗読するものでした。
  テーマは、同志社大学のマナー講座と、高校野球の特待生問題でした。マナー講座については、実際に同志社大学の学生が行っているマナーについての企画の話しや、それについての大学の先生の考察の話しでした。あと、大人と子どもという視点からマナーについて考えていたのはおもしろいと思いました。もう一つの特待生問題は、少し難しい話しだと最初は思いました。でも深入りせずに、野球のレベルと特待生との話や、今回のことで試合に出られなくなった話しなど、中学生である視点と「外野」である視点による素直な意見だったと思います。
  あと、話し方もよかったです。

 ・数学
  単位を漢字にするとどうなるかという話しでした。「米」がメートルで「千」をつけたらキロメートルになるという話しでした。そうすると、10分の1を表す「分」であれば「粉」という字になってしまうということでした。「しかも!!!」が僕にはよかったです。

 ・理科
  酸素と水素の実験でした。水素の燃焼の実験は一般的に、試験管に水素を入れてポン!と音が鳴らせられればOKなのです。でも、この時は少し大きめのビニール袋に入れて、遠くから火をつけるというものでした。結構大きい音が鳴ったので、実験のインパクトとしては大成功です。やっぱり実験やるなら、印象深い実験が楽しいですね。

 ・英語
  何人かで自分の宝物についてのスピーチでした。
  全員とても流暢な英語で、スピーチしてくれました。内容も楽しかったのですが、英語を話している彼らに自信を感じました。英語を人前でスピーチすることは中学生にとってはなかなか勇気のいることです。このように指導するのは簡単なようで難しいです。


<選考について>
 最初に選考についての考えをお話しされました。
 「求められる力にあった選考」とおっしゃっていました。何を学校が求めているのかそれをいくつかお話されました。
 
 ・やる気
  やる気にもいろいろありますが、普段の生活では学校で手を挙げるとか、そういうやる気もとても大事だということでした。

 ・注意力
  図形などでも、ぼんやりとその形を見ていてはいけません。同じようなものが二つあっても、どう違うのかを把握することが大切なのです。

 ・情報処理能力
  「インターネットはいつでもどこでも必要な情報を得ることができる。しかし、情報を知識にできる人は少ないし、知識を知恵にできる人はもっと少ない」という言葉を引用されて、広い意味での情報処理能力の必要性をお話されていました。
  学校での調べ学習なども、ただ調べて切り貼りして終わりというのではなく、それをどう活かしていくのかを考えるということだそうです。

 ・考えて人に伝える力
  自分の考えを人に伝えることは簡単そうで難しいことです。伝えることはとても重要なことなのです。

 ・例 平成19年度 作文・製作Ⅰ
  (1)この問題は、何の話しが中心になっているかを考えるものです。これこそが情報処理能力です。たくさんの文字の中から、単純に言葉を拾っていくだけでもその内容把握の助けになるものです。
  (2)この問題は上の問題文を読んだ上での聞き取り問題でした。問題文と放送文の内容の共通点と違いに注意して聞く、そして考える、もちろんそれを表現するということです。


<今年の選考について>
 毎年とそれほど変わりません。
 定員120名(3学級)
 選考するための材料は
 ・報告書 通知表とほぼ同じ。5、6年生の資料。また課外活動については、面接の資料ともなる。
 ・作文製作
 ・面接  聞く、話すなどのコミュニケーション能力をみるとのこと。      3人のグループ面接で、面接官が一人ずつ質問をする。

 来年度の選考についての詳細は、11月の説明会でとのことでした。

 「付属中学校のための勉強を今するのではなくて、将来のためと意識して確かなる力を身につけて欲しい」とおっしゃっていた通り、将来を見据えた勉強や普段の生活が必要であると思います。また「学校での勉強や活動を頑張って欲しい」ともおっしゃっておられました。まさにその通りだと僕も思います。


 最後に。。。僕の意見です。
 
 もう春と秋で10回近く来ている説明会ですが、何より先生方の意欲というか熱意を感じます。そしてそれが気持ちだけではなく、説明会の進行一つをとっても、私たちが不快になるようなことは一つもありません。そういったところが西京の良いところを表していると思います。生徒が校門から、会場まで「こんにちわ」と挨拶してくれるのも(やらされている感もなくはないですが)決して付け焼き刃のようにしているのではなく、普段から挨拶を心がけているからこそ、目を見て挨拶ができていると思います。

 別のところにも書きましたが、僕はこの学校の大学進学先よりも、卒業生が社会にどう活躍していくのかが楽しみなのです。
 


 ちょうど中学生と高校生がテスト期間中で、毎日泣きそうに忙しい毎日を過ごしています。忙しい故に、ブログは書きたくなるものです。僕にとってブログはストレス解消になっていると思います。

 こういう時は自分の好きなネタで!ということで幕末の話しです。
今月のはじめごろ、ついに僕がこの一年くらい買い集めていた「るろうに剣心」完全版が完結しました。そうです、あのマンガです。
 歴史を大学で専門に勉強していた方は、こういったマンガなどの類は捨て置くことが多いようです。僕も「風光る」などは読んだことがありませんが「お~い龍馬」などはテレビ版も観ておりました。

 「るろうに剣心」ですが、ご存じの方も多いですね。
 ウィキペデイアの説明によると、、、

 「明治維新のために不本意ながら人を斬り続け、「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣客緋村剣心が、神谷薫との出会いやライバルたちとの戦いを通じて、新たな時代での生き方を模索していく」

 とあります。。。

 主人公の「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心は、作者の言葉にもありますが、実在の人物「河上彦斎」(かわかみげんさい)をモチーフにしています。史実では佐久間象山を京都三条木屋町で一刀両断にしたことで有名ですが、意外とその「人斬り」としての姿はよく知られていません。彼は肥後藩(熊本県)の出身で、後に広沢真臣(長州藩出身の官僚的政治家)の暗殺の疑いをかけられて処刑されてしまいます。もちろん根も葉もないことですが。。。

 話しの中では、京都の話題も出てきます。
 幕末の京都は「天誅」の嵐が吹き荒れていました。当時の京都をあらわす記述はたくさんありますが、治安が悪いだの、楽しく暮らしてるだの、通り一辺倒では説明しきれません。でも、蛤御門の変や、鳥羽・伏見の戦争など、一般市民もいろいろなことを感じていたはずです。こういうマンガを通じて、京都の歴史について興味を持ってもらうことは良いことだと思います。

 マンガであることを引いて考えても(幕末を舞台にした人間活劇といってしまえばそれまでですが)幕末の明るい部分暗い部分が、わりとシンプルに描かれています。また、生きるとか死ぬとか、、人生の過ちや償い、、万人の幸せと一人の幸せ、、などなど、遠くて身近な問題を取り上げているところも評価できます。


 世の中のことを考えて、命をかけていた時代です。
 今の若者に命をはれとはいいませんが、時に本気で何かをしなければならなくなった時に、自分をどう見つめて、社会をどう見つめていくのか。幕末の若者は、それぞれの立場で精一杯生きていました。どちらが正義で悪とか、どちらが正しくて間違っているのかとか、あるいは勝ち組とか負け組とか、そういうのではなく、誰もが精一杯生きていたのだと思います。それは今のわれわれも同じだと思います。

 僕も自分が正しいと思う道を、全力で走っていくことしかできません。

 ちょっと前の話しですが、友達とランチに行ってきました。
 久々というわけではないのですが、何だか長い間顔を見ないとちょっと寂しくなる、そういう友達がいます。

 ランチは、なり田 姉小路堺町店に行きました。
 以前行った時にかなり満足できたので期待して行きました。そしてこの日も期待を裏切らないお料理でした。僕がいただいたのは、お漬け物がメインのコースです。とても食べ応えがあって大満足☆ごはんのおかわりをたくさんいただきました。食べ過ぎて申し訳なかったくらいです。 もちろん味も満足できました。実は前と同じメニューをいただいてたんですが、本当においしかったです。

 お漬け物屋さんて、いつもごはんがほしくなるんです。
 その欲求に本当にこたえてくれているお店という感じです。
 ただ、初めて行った時は、静かでのんびりいただけたのですが、昨日はたくさんの人がいらっしゃいました。あとで調べたら、前日にちちんぷいぷいで紹介されていたらしいです。しゃあないですね。。。

 そのあと、一保堂の嘉木に行きました。
ものすごく久しぶりで、改装して初めて行ったように思います。中は広くなっていて、修学旅行生ものんびりできていたようです。僕はお薄をいただきましたが、やはり抹茶を泡立てるのは苦手です。。。
 一保堂といえば、僕は最近までほうじ茶を家で飲んでいました。無くなって新しいのを買おうと思っていたところ、実家からお茶が送られてきたので、今はそれを飲んでいます。
 京都のほうじ茶というのは、少し煎っていて香ばしくおいしいです。


 でも本当はこの日、ケーキも一つの目的だったので、行きたいケーキ屋さんにその後行ったのですが、お休みでした。。。

 それで、なぜか大谷大学のカフェでケーキを食べましたが、、、

 まぁ、ケーキ屋さんじゃないんで、味に関しては、、、

 よしとしておきましょう。。。

 
 まぁ、そんな感じでたまにはおいしいもん食べることも必要ですね。
 とかいいながら、明日も夕方から友達などとお食事会です。
 
 のんびりしたいなーーー☆ 


 前々から飲んでみたかった、井六園の「京かおり」です。ペットボトルのお抹茶で、定価は180円くらいだったように思います。これが今日、職場の近くのスーパーに100円で売られていました。これは買うべし!と思い、買って参りました。

 「京かおり」は、ペットボトルのお抹茶なんです。ちょっと不思議なのは、ぱっと見はただの水なんです。実はキャップに内フタがついていて、その中に抹茶が入っているのです。開ける時に、内フタが中にぽちゃんと落ちるしくみになっています。
 つまり、飲むときにはじめて抹茶とお水が混ざるわけで、いつでも新鮮なお抹茶がいただけるというものです。

 もちろん保存料、着色料、香料など一切無しです。
 味もなかなかいけました。ちょっと置いておくと、すぐに中の抹茶が沈殿するので、毎回振ってから飲まなければいけないです。でもそれもまた楽しいんです。

 でも普通のスーパーでしかも値引きして売っていたので、さっきネットでHPを見てみたら、理由がわかりました。

 どうやら、現在製造を中止しているようです。

 理由は、仕様変更などのために一時販売休止しているとのこと。
 今あるのは在庫だけだそうです。
また、来年の3月にはリニューアルされた「京かおり」が発売される予定だそうです。
 
 こんな機会のおかげで、庶民の僕にもおいしい抹茶がいただけました。
 リニューアルされた「京かおり」も楽しみですね。

 現在、高松塚古墳の壁画は少しずつ剥ぎ取られていますが、今日はついにあの「女子群像」の部分が剥ぎ取られました。

 高松塚古墳は、今から30年以上前に発見されました。しかし、ほとんど何も保存措置を行わず、さらにカビや亀裂が見つかってからも現在に至るまで数年に及び、このような有様になりました。非常に残念です。

 30年以上前には、こういった遺跡を保存する技術はありましたし、文化庁にもそれを何とかする手だてはたくさんあったと思います。いまさら悔やんでも仕方ないですが、こういった歴史的な遺産をもっと大事に扱ってほしいと思います。
 高松塚古墳のような第一級の国宝ですらこのような状態なので、その他は推して知るべしです。


 前にも書いたかもしれないですが、僕は大学で、この高松塚古墳にも大きく関わった網干善教先生の授業を受けていました。網干先生は、

「古墳や遺跡は、そこにあるから意味がある」

 とおっしゃっていました。長年考古学に携わってこられた先生らしい言葉だと思います。
 
 古い考古学者は、古墳の調査について「死者への冒涜」だと言っていたそうです。古代の人々は、もちろん後世の人たちのために古墳を築いたのではありません。しかし、古代の人たちの気持ちを理解しようとする態度こそが、一番大事なような気がします。

 壁画は全部で16箇所に解体されるそうです。もう取り返しのつかないことですが、これを教訓に二度とこんな悲劇がおこらないようにしてほしいものです。

 上州から、京都の話し。。。
 京都大学で働いている友達に先日、「京大で白いたんぽぽ見つけた」と聞き、そういえば僕も子どもの頃に見たかなぁって考えていました。
 そんな中、僕もこないだ見たんです。岩宿遺跡の近くで。


 そこでたんぽぽについて、ちょっと調べてみました。。。

 実は、われわれが見ているたんぽぽの多くは、セイヨウタンポポと呼ばれているもので外来種なのです。日本のたんぽぽも、カンサイタンポポ、カントウタンポポなどと種類があり、江戸時代の頃より園芸植物として栽培されていたようです。
 僕が見た白いたんぽぽは、シロバナタンポポと呼ばれているもののようで、やはりこれも園芸用だそうです。カンサイタンポポ・カントウタンポポ、そしてセイヨウタンポポも、花は黄色です。見分けるには、花の下の総苞片という部分が反り返っているのがセイヨウタンポポで、そうでないのが在来のたんぽぽです。
 このように、たんぽぽには結構種類が多いようですが、最近ではセイヨウタンポポが増えて、在来の日本のたんぽぽが生きていく場所を失っているようです。

 ではなぜ、日本のたんぽぽはセイヨウタンポポに負けてしまうのでしょうか。。。


 それは、生殖方法が理由だと考えられています。
 セイヨウタンポポには、繁殖しやすい秘密があるのです。
 それは、単為生殖です。
 カンサイタンポポもカントウタンポポも、他の多くの被子植物と同じように、花粉が受粉することで種子ができて、繁殖することができます。しかし、セイヨウタンポポは受粉することなしに、種子を作ることができるのです。実際には、染色体の数が奇数の倍数(5n)であることから、こういったことができるのです。これを単為生殖といいます。つまり出来上がった世代のたんぽぽは、元のたんぽぽと同じ染色体であるので、いうなればクローンのようなものです。
 
 
 京都にも鴨川沿いや、ちょっとした道端で見ることができるたんぽぽです。
 黄色いのや白いの、在来種や外来種、いろいろあるようです。


 最後に。。。

 セイヨウタンポポの繁殖力が強いのには、もう一つ理由があるようです。
 それは、春から秋にかけて、一年の半分以上花を咲かせることができるからです。
日本のたんぽぽは、だいたい3月~5月が見ごろのようで、今が一番きれいな時期だそうです。また、京都では今年、たんぽぽの開花が観測史上最速(1月12日)だったそうです。


 京都大学のたんぽぽも今が見ごろかもしれません。
 しかしたんぽぽに見ごろがあったとは知りませんでした。
 うちの近くでは、京都御苑で日本のたんぽぽがたくさん見られるようなので、京都に帰ったら、たんぽぽ見てみたいと思います。

 今年のGWは8連休させてもらっています。今年は上州群馬県に来ています。
 今回は、京都の話しではないですが、ご了承ください。。。

 昨日は観光三昧していました。両親も一緒です。

 まずは 岩宿遺跡に行きました。

 岩宿遺跡ってご存知ですか?
先土器時代(旧石器時代)の遺跡です。今から60年以上前に相沢忠洋さんという方が発見しました。小学校から高校の歴史の教科書には必ず書かれている遺跡の一つです。
 当時、縄文時代が日本人の最古であって、それ以前には日本にはヒトが住んでいなかったという学会の常識がありました。それを考古学が大好きだった相沢忠洋さんが、関東ローム層といわれる火山灰の赤土の地層から、黒曜石でできた石器を発見したのです。それに明治大学の考古学研究室が手助けし、学会の常識を破ったのです。もちろんその苦労は並々ならぬものであったと思います。現在では全国から縄文時代以前の遺跡が発見されています。
 石器が発見された場所は、わりとそのまま放置されている状態でした。
 すぐ近くに岩宿博物館があり、そこへ行きました。
GW中ということもあって、ファミリーで来ている方が多かったです。


 次にちょっと足をのばして、日光に行って来ました。

 日光といえば、関東唯一の世界遺産「日光とその社寺」なのです。
有名なのは日光東照宮でしたが、どうもあの派手さというか唐風なのは京都のお寺などとは違和感を感じます。まぁ人それぞれでしょうが。。。
 あと、輪王寺などは幕末を知っている人にとっては、少し思い入れのある名前です。
 
 この日はさらに、華厳の滝に行きました。

 明治時代に藤村操が投身自殺をしたあの滝です。
昨年僕は、友達らと岐阜県の「養老の滝」を見に行きましたが、華厳の滝の迫力にはかなわないと思います。

 
 写メールなどはないのか?と言われそうですが、、、

 僕と仲の良い方はご存知でしょうが、僕は写真が恥ずかしいのです。
機会があれば、載せることもあるでしょうが、なかなかないと思います。

 GWはまだ続きます。
 あとは東京に行く用事もありますが、ちょっとゆっくりする時間も作ってリフレッシュしたいと思います。

 GW中は、塾をずっと閉めさせていただきます。
 さぼるなー!って言われそうですが、すいません。。。
例年のことですが、一年の中で僕が唯一長期休暇を取れる期間なんです。昨年は高知の祖母をお見舞いし、有馬温泉に行きました。。。

 今年は関東方面に行こうと思っています。
 まぁ、両親が今仕事で群馬県にいるということもありますが、久々に行ってみたくなったのです。急に思い立ったので、チケットも取れず、でもお金もなく、なのでのんびり一人旅しようと思っています。東京には友達もいるし、何とかなるだろうと考えています。。。

 それと群馬県ってみなさん何をイメージしますか?

 僕は正直あんまり思い出すことがないんです。。。
 せいぜい、草津温泉、こんにゃく、上州カルタ、岩宿遺跡、、、ぐらいです。

 何か群馬でおもしろそうなものがあれば教えてください!!

 群馬であまりすることがなければ、ついでに東北方面にも行ってみようかと思っていますが、どうでしょうか。
 とりあえずせっかくのGW、京都を脱出するのもどうかと思いますが、しかもこのブログ「京都好き」やのに、他府県のこと書いていますし。

 群馬県について、おもしろ情報あったらどなたかお願いします!


 今日日本史の授業をしていて、渡来人の話しになりました。
特に京都と縁のある秦氏については、生徒もわりと気になったようです。

 秦氏について。。。
 「日本書紀によると応神天皇14年に弓月君(ゆづきのきみ:新撰姓氏録では融通王)が朝鮮半島の百済から百二十県の人を率いて帰化し秦氏の基となったというが、加羅(伽耶)または新羅から来たのではないかとも考えられている(中略)ハタ(古くはハダ)という読みについては朝鮮語のパダ(海)によるとする説のほか、機織や、新羅の波旦という地名と結び付ける説もある。」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 抜き出しても難しいですね。
 要するに、弓月君という人が朝鮮半島から渡来人として日本にやってきました。後に帰化して「秦氏」を名乗ったといわれています。
 京都では、葛野郡(太秦)と紀伊郡(深草)に土地を持っていたといわれています。とくに太秦は、その名の通り聖徳太子(太)と秦河勝(秦)の所領と縁が深いことが地名をみてもわかります。

 僕が昔から気になっているのは「秦王国」です。
 『隋書』に記載されているのですが、所在地やその内容に関しては不明です。実際秦氏との関わりもよくわかってないのではないでしょうか。聖徳太子と同時代に存在したようなので、『日本書紀』にその記述があったかどうかまでは知りませんが、僕は結構重大なものではないかとにらんでいます。
 渡来人と天皇の関わりや、聖徳太子、大化の改新、壬申の乱など。。。
考え出すときりがないですが、とてもおもしろいです。来週の授業は渡来人と聖徳太子の話しをしようかなー。

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1974/11/04
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自営業
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京都市左京区の学習塾
京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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