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久々に映画を観に行ってきました。
サラエボといえば、何を思い出すでしょうか。。。
サラエボオリンピック、、サラエボ事件、、オシム監督、、、
イメージはあるようなないようなですが、この映画はボスニア内戦後のサラエボを舞台とした映画です。ボスニア内戦は未曾有の戦争でした。当時ボスニア(旧ユーゴスラビア)の人口四百数十万人のうち、死者二十万人、難民・避難民二百万人以上という、第二次大戦以降ヨーロッパ最大の戦争でした。
戦争の詳しくは調べていただいたほうがわかりやすいでしょうが、この映画の中ではちょっとセルビア人が悪者っぽく描かれています。セルビア人、ムスリム人やクロアチア人の民族紛争は、今まで同じ町に住んでいた人たち同士銃を向け合うといった戦争にしてしまいました。
ざっくりあらすじを書きます。
読みたくない人は読まないでください。
この映画の主人公である女性は、自分の娘に言えないことがありました。
この娘は、母親が収容所にいた頃、レイプされて妊娠した子どもだったのです。母親は流産しようと何度も試みますが、出産してしまい、わが子を遠ざけます。しかし初めてわが子を抱いた時、、、云々です。
第一印象は監督が言うように、戦争映画ではなく愛の映画だと思いました。
けれど、現実はとても残酷で、内戦が終わって10年以上たってもこういったことは日常茶飯事のようです。民族紛争が深まる中で「民族浄化」の名の下にレイプされた女性たちは、二万人に達すると言われています。
このような状況の中、レイプされた相手の子どもを愛することができるのか。どういう思いで生きていくのか。僕の想像力では追いつきません。
戦争は絶対的に良くはないと思います。
でも、それをも凌駕してしまう愛情が存在することに、ただただ驚くばかりです。
そんな愛情が世界を平和にするような気がします。
続きですみません。。。
もう少しピックアップして、感想なども書いてみます。
○電話で最も多く話す相手は誰ですか(複数回答あり)
小学生(4~6年生)全体 家の人77% 友達21% その他3%
中学生 全体 家の人31% 友達42% その他2%
高校生(1~3年生)全体 家の人22% 友達46% その他6%
非常にわかりやすい結果ですが、ケータイ電話のあり方がはっきりしています。小学生の時は家族との連絡手段であったのが、中学生以上は友達とのコミュニケーションに使っています。
また「電話はほとんど使わない」というのが、
中学生 全体 25%
高校生(1~3年生)全体 20%
とあり、中高生はメールを中心にコミュニケーションをとっていることがわかります。
○あなたのケータイ使用料金は、1ヵ月いくらですか
中1男子 わからない20% 6千~8千円18% 4千~6千円15%
中1女子 わからない20% 6千~8千円18% 4千~6千円16%
中2男子 6千~8千円25% 8千~1万円17% 4千~6千円15%
中2女子 6千~8千円25% 8千~1万円17% 4千~6千円15%
中3男子 6千~8千円28% 8千~1万円22% 4千~6千円15%
中3女子 6千~8千円28% 8千~1万円21% 4千~6千円15%
やはり中2というのは一つの分岐点になるようです。もうこれは一つのギャングエイジと言っても過言ではありません。ケータイの使用方法や使用量が変化するのも、これと無縁ではありません。明らかに何かが変化しています。
ただ、ケータイの使用料を自分で把握することは、金銭感覚を勉強する上では大事なことのような気がします。
○ネットやメールで知り合った人と会ったことがありますか
小学生(4~6年生) はい 5% いいえ94%
中学生 はい13% いいえ85% 無回答1%
高校生(1~3年生) はい17% いいえ75% 無回答5%
これはちょっと驚きの数字でした。
中高生はクラスで2~5人くらいはそういう人がいるということです。
古い考え方かもしれないですが、ネットで知り合った人と会うのは僕でさえも少し抵抗があります。中高生はどの程度の意識かわかりませんが、あまりすすめられるものではありません。僕も自重していきたいです。
○ケータイについて思うこと
中学生全体
ケータイはあってもなくてもよい 28%
やることがなくなるとケータイを見てしまう 60%
電話やケータイが来ないと寂しくなる 22%
ケータイがないと落ち着かない 23%
高校生(1~3年生)全体
ケータイはあってもなくてもよい 31%
やることがなくなるとすぐにケータイを見てしまう 48%
電話やメールが来ないと寂しくなる 19%
ケータイがないと落ち着かない 21%
大人にあるケータイ依存症の初期症状ではないでしょうか。
暇があればケータイを見てしまうのは、大人も子どももかわらないような気がします。
☆ ケータイ と 携帯電話
僕自身もそうですが、中高生にとっては「携帯電話」ではなく「ケータイ」を持ち歩いているのです。それは単なるコミュニケーションツールではなく、オシャレでもなく、ステータスでもなく、何かもっと大きなモノのようです。
ケータイを使いこなすことは、彼らにとってどう今の時間を過ごすかということにつながっているように思います。
あくまでも、ケータイに使われないようにしてほしいですが。。。
昨年10月に京都市教育委員会が、京都市内の小中高校生6万6千人余りを対象に、携帯電話に関するアンケートが行われました。
アンケートの内容は、小学校用、中学用、高校用よ少しずつ内容が違います。私が気になったところだけをピックアップしてみました。詳しくは京都市教育委員会のホームページでA4用紙約40枚分がPDFでアップされています。
○ 自分だけのケータイを持っている
「はい」と答えた小学生
小4 25%
小5 29%
小6 33%
男子合計(4~6年生) 22%
女子合計(4~6年生) 35%
小学生(4~6年生)全体 29%
もうこの数字にはびっくりしませんが、小4から高学年になれば、ケータイは4人に1人から3人に1人になるんですね。男子よりも女子のほうが多いというのは、小学生に限ったことではありませんが、やはりこうみると周りの影響が大きいような気がします。
「はい」と答えた中学生
中1 59%
中2 69%
中3 74%
男子全体 60%
女子全体 74%
中学生全体 67%
小学生同様、学年が上がるごとに数字が大きく上がっています。高校生のアンケートの中にも「自分だけのケータイを持っている人はいつから持っていますか」という質問に、半数以上が中学生からと答えていることがここで証明されています。
また、別のデータで各学年とも男子よりも女子のほうが10~15ポイントほど上回っています。中学生の約7割の女子はケータイを持っているといえます。ケータイから入ってくる情報、または伝える情報の中身は、思春期の多感な時期にどう影響して、これから彼らは人生を進んでいくのでしょうか。
「はい」と答えた高校生
高1 94%
高2 95%
高3 96%
男子合計(1~4年生) 93%
女子合計(1~4年生) 96%
全体(1~4年生)95%
これは大人のデータと同じかそれ以上といえます。
男女差はほとんどなくなりますが、ケータイが彼らの重要なコミュニケーションツールになっています。大人以上に使いこなす生徒もいますが、その反面まだネット社会の怖さに触れていず、危ない橋を渡っていることに気づかないこともあるようです。ただ、うちの塾でも高校生との連絡はほとんどメールで行います。そのほうが効率的で確実です。もうこの利便性に対抗してケータイを持たないようにするのは一部ナンセンスで、高校生がケータイを持つ欠点を補う対策を考えるほうが現実的です。
総じて、、、
元々このアンケートは、子どものケータイ利用に対して、有害情報の危険からどう守っていくかを考える目的でされたものです。フィルタリングをもっと強化していく方向で進むことになるでしょうが、中学生・高校生などはそういったサイトを自ら作らないということも指導していくべきです。裏サイトのこともありますが、こういったものはどうも受身というか、被害に合わない対策しか講じられていません。
将来的に、今の子どもたちがこういうサイトを排除できるような仕組みを作っていってほしいです。今はそのためにできるだけのことをしなければいけません。用は急を要していると思いました。
先日、伏見工業高校が全国高校ラグビー大会で準優勝になりました。
僕はこの試合平日のお昼ということもあって観戦できました。とても見ごたえのある試合で感動しました。
ラグビーといえば、今年は不祥事が相次ぎました。
同志社大学のラグビー部員数人が、女子大学生を車の中に連れ込もうとした暴行事件や、関東学院大学での集団大麻事件などです。
後に同志社大学の事件は、強姦未遂をした学生らを大学側が弁護するような発言をして、批判を浴びていました。関東学院大学の事件は、2人が大麻取締法違反で逮捕・起訴されました。あとの12人は従属的だったと判断され、不起訴処分になったようです。
やはりこういうことがあると、ラグビーはおろかスポーツ全体が悪く思われるようで悲しいです。こんなことは二度とないようにしてもらいたいものです。
ラグビーといえば、僕はそのルールが好きです。
ラグビーは、ボールを前に投げたり、パスしたりすることができないので、後ろにパスをしながら前に進まなければいけません。前に向かって、ボールを落とすだけでも反則になります。とても哲学的ではないでしょうか(ちょっとおおげさですかね)。
また、ラグビーは試合終了のことを「ノーサイド」といいます。
直訳すれば敵も味方もなしってことでしょうか。試合が終わってしまえば、敵も味方もなく皆同じラガーマンになるということらしいです。とてもさわやかな感じですね。
そういえば話がそれますが、亀田興毅のライトフライ級タイトルマッチ、判定に持ち込まれることになった、あの最終ラウンド、最後の試合終了のゴングが鳴った瞬間、ぼろぼろになった亀田興毅が思わず相手のランダエタと抱き合おうとしていました。あれはスポーツマンとしての自然な反応ではないかと思います。実際は親父さんが止めて、引き離されてしまいましたが。。。
今まで戦っていた相手に対して、そして自分たちに対しても健闘を称えるというのはとても良いことだと思います。スポーツの本当に良いところですね。
伏工は惜しくも準優勝でしたが、スラムダンクの言葉を借りれば、
「『負けたことがある』というのが、いつか大きな財産になる」
と思います。残りの高校生活、そして卒業後も頑張って欲しいと思います。
みなさん明けましておめでとうございます♪
僕はゆうべちゃんと(?)紅白最後まで見てましたが、みなさんはどんな年越しでしたでしょうか。。。
今日はゆっくり寝て、初詣に行こうと思ったのですが、いつも行ってる水無瀬神宮の駐車場が満タンで入れませんでした。
明日何とか行ってみたいと思います。
あと、個人的なことですが、僕の母校が高校サッカーで2回戦に進みました。相手はインターハイ準優勝チームでしたが、なんとPK戦で逆転勝ちしました!!
実は、うちの母校はインターハイ予選1回戦負けだったこともあり、ノーシードで大阪大会を勝ち抜いたのです。
練習でしたことを試合に出すことは本当に難しいです。
僕が高校生の頃に先生に言われた言葉があります。。。
「練習は本番のように、本番は練習のように」
簡単なようで難しいです。
僕も常に本気で今年一年頑張りたいと思います☆
みなさん、今年一年もよろしくお願いいたします。
ブログをだいぶサボっていました。。。
ちょっと言い訳をさせてもらうと、ここ数ヶ月ほとんど休みなく仕事していました。大学入試、定期テスト、新入塾など、目の前の生徒のことで精一杯でした。
まだコメントなどの返信ができていない方もいらっしゃいます。これから何とか頑張って返信していきますので、よろしくお願いいたします。
今年一年間を振り返るといろいろありました。
うちの塾も引越しを果たし、生徒への不便がほとんどなくなったと思います。
生徒が増えた分、まだまだ仕事の回り方がうまくいっていないところもあります。これからの課題は山積みです。
僕のブログは「京都好き」と銘打っていますが、京都の話を書く時間が最近ありませんでした。
来年はもっと書けるようになると思います。
とりあえず、今後の予定は、、、
○ あずみそばが休業されるらしいので、それまでに行きます。
○ 6日に洛南高校吹奏楽部のイベントがあります。
○ 初詣は水無瀬神宮と下鴨神社に行きます。
○ えべっさんももうすぐです。
○ もちろん大学入試センター試験が気になります。
では、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさん、良いお年をお迎えください。
久々のブログ更新になりました。これも少し前のことです。
クリスマスイブに橘の定演に行ってきました。毎年のことながら、とても楽しみにしています。
今年少し変わったのは、定演が二日間行われたことです。
たしかに毎年すごい人で、前売り券を持ってても並ばなければ座って観れないことも多々ありました。僕のように少人数で行く人はいいのですが、中学生やご家族など団体さんはさぞかししんどかったと思います。
僕は二日目の24日に行きましたが、立って観なくてもゆったりと座れたほうだと思います。実はちょっと僕は遅刻してしまって、1曲目の途中から入りました。なので、少し観にくい席でしたが、それでものんびりと観ることができました。
今年は、久しぶりにマーチングで全国大会に行ったこともあって、マーチングは良かったです。女性の指揮者さんは、以前にも拝見しましたが、とても今風な指揮でした。
うちの生徒も、始めて橘の定演を観た生徒は、楽しい演奏会にとても感動していました。演奏会は楽しいものだということを改めて教えてもらいました。
ちょっとブログとは離れますが、ミクシイに僕が書いた内容について心配してくださった方々に一つ告白します。
僕が今回、橘の定演に行って、ちょっと気持ちが沈んでしまったのは、演奏や橘の生徒のみなさんのせいではありません。僕自身の問題です。
以前、橘の定演を観る立場が、少し今と違っていたことがあって、ちょっと感慨深くなっていただけです。でもそれは僕の人生を大きく変える事件だったので、良くも悪くも心の重しになっているのです。
そういえば、そんなことがあってから来年で10年になります。
10年は一昔といいますね、、、本当にいろいろありました。
僕もそろそろいろいろなことから卒業しなければいけません。
そして、京都橘高校吹奏楽部のみなさん、良い演奏をありがとうございました。また来年も元気に観に行きたいと思います。
僕は仕事上ごはんを食べる時間が普通の人とかなりずれています。夜ごはんは早くても0時、遅ければ2時3時などは当たり前です。そうすると、突然おなかがすくこともあります。
うちの塾の近所では、食べるところがなくはないのですが、ゆっくり腰を落ち着けて食べるところが少ないような気がします。
僕は大学生の頃から「レストラン」に憧れていました。
単なるファミレスではなく、ゆっくりと落ち着いておいしいものを食べられるお店です。いわゆるカフェよりもがっつりとした食事がいいのです。それでいて、いくらのんびりお茶していても気にならないお店です。
そういうのは意外とないのです。。。
海外に行くといろいろあるのですが、日本という風土には合わないのかもしれません。
そこへいくと、このおうむ亭というお店はとても落ち着けます。
それほどしょっちゅう行っているわけではないですが、僕のイメージする「レストラン」というものにとても近いです。値段もとてもリーズナブルです。お昼のお弁当は630円、日替わりは1050円でしたでしょうか。
そしてこのお店で僕が一番お気に入りなのが、ハヤシライスです。
ハヤシライスはお店によって本当に味の差が出ると思います。
ある意味好みにもよるとは思いますが、僕はこのお店のハヤシライスが好きです。特にたまねぎがおいしいです。ちゃんとライスの上にも揚げたたまねぎがたっぷり乗せられています。
ハヤシライスだけではおなかいっぱいにはならないかもしれないですが、僕にとってはちょっと小腹がすいた時にとても良いです。お値段は900円だったと思います。
下鴨には隠れた名店がたくさんあるので、またブログにも書いていきたいです。でも、教えたくないところは載せないかもです♪
いやぁ、みてみると、ブログがかなり久しぶりになっていました。申し訳ないです。。書きたいことはいっぱいあるのですが、書こうとすると眠気に襲われます。今日はそんな中、大阪の辻製菓専門学校のオープンキャンパスに行ってきました。
集合が9時45分だったので、出町柳に8時集合で電車に乗りました。塾の先生が専門学校のオープンキャンパスっていうのもどうかと思いましたが、僕自身とても興味があったので、生徒と一緒に申し込みました。
辻製菓専門学校は、かの辻調グループの一つで、和菓子・洋菓子業界のプロを育てる専門学校です。
今日のオープンキャンパスはクリスマススペシャルということで、いつもは洋菓子の体験だけをするところ、和菓子とパンも体験できるということでした。
僕は付き添いということで、みんなが白衣を着てせっせとお菓子作りをしている横で見学することになりました。正直、僕も一緒に作りたかったです。
まずは学校の説明です。
学費が高いので、それをどうするかということでした。
一つ良い方法に、住居つきアルバイトを紹介してくれるとのことでした。あくまで学業優先なので、アルバイトで料理の腕を磨こうなんて甘い考えは持たないほうがいいとのことです。これは僕も同感です。また、奨学金や教育ローンのお話もありました。
それからいよいよ実習ですが、
最初は和菓子でクリスマスツリーを作るもの、それからパンはプレッツェル、最後に洋菓子はブッシュ・ド・ノエルを作っていたようです。時間の制約もあり、一から作ったわけではなさそうでしたが、とても楽しそうでした。
ちょうどパンを作っているところで、付添い人だけが別室でお話することになりました。人数は10人ほどで、保護者の方や生徒のお姉さんなどでした。塾の先生はやはり僕だけだったようです。
いろいろなお話が出ましたが、料理の道に進むのには、やはり一通り基礎から勉強することが大事だというお話でした。実力の世界だからこそきっちり勉強することが大事であるとおっしゃっていました。
就職のことも、求人票の数はかなりのものでした。
また、卒業の時に就職して、辞めてしまっても仕事を紹介するとのことでした。卒業生であれば何度でも、そして独立するときも仕入れや道具の手配など、いろいろなサポートがあるとのことでした。
これはすごいことだと思います。やはり専門学校は就職のための学校なので、就職に力を入れてもらわないと困ります。そこをしっかり押さえているあたりは、さすが老舗といえます。
今日は、一日甘い香りに包まれてとても気分が良かったです。
せっかく大阪まで来たので、帰りは四天王寺さんの近くでたこ焼き食べて帰りました。僕はその後、塾に来て、今こうしてブログを書いています。
惜しむらくは、付添い人同士で話していた時に、いろいろ話していた人に連絡先など聞くのを忘れていました。。。生徒のほうはきっちりメルアド交換していたようです。
ブログ、もっと更新していきますね。。。
そんなことは言い古されていると思います。
こないだまで、大学入試のために高校生の小論文を読んでいました。言葉が伝える力を感じます。でも、僕は人間が言葉を得たことによって、失ったものも感ぜずにはいられません。
それは何かというと、、、
感情の豊かさ です。
僕らが感じる感情、たとえば熱いとか、甘いとか、赤いとか、きれいとか、そういう感情は無意識に「ことば」に置き換えられているような気がします。
言ってしまえば、言葉に置き換えられない感情を感じることに鈍くなっているのではないかと思うのです。
太古の昔、人間が言葉を持っていなかった時代、人間は今よりももっと豊かな感情を持っていたのではないかと思うのです。人間は言葉を手に入れてからというもの、情報伝達は早く正確になったでしょうが、感情表現は苦手になったのではないかと思います。
つまり、僕らは、言葉に感情を縛られているのではないでしょうか。
情報を早く正確に伝える方法は、日進月歩です。言葉以外にもいえることでしょうが、早く正確に伝えることでこぼれ落ちているものがたくさんあるように思います。
僕らは、ことばを捨てることはできません。
言葉の力を信じて、いや、言葉を通じて感情を育む方法を考えていきたいです。
今日はちょっと早起きできました☆
「京のにちじょうさはん ごこう」のもちやさまに、早く行くことを勧めていただきましたが、何とか開館時間に行くことで精一杯でした。それでもやはり30分待ちで、少し外を並びました。
展示のほうはというと、
予想通り、人は多いのですが、見にくくてしょうがないというほどではありませんでした。僕のお目当ては、「洛外名所遊楽図屏風」と「唐獅子図屏風」です。洛中洛外図もゆっくり見られるのならと思いましたが、やはりここが一番人気だったようです。
「洛外名所遊楽図屏風」は2年前に京都で新たに発見されたもので、もちろん現物は初めてでした。嵐山のほうはすぐにわかりましたが、宇治のほうはぱっと見で正直どこのことかわかりませんでした。平等院はとても鮮やかで、きれいでしたね。新聞でみたところ、この「洛外名所遊楽図屏風」は博物館での企画が決定したあとに発見されたということだそうです。とてもラッキーなことです。
「唐獅子図屏風」は教科書などにも載っている有名なものですが、初めて観ました。まずはやはりその大きさに圧倒されます。知っていても圧倒される、その迫力はさすがです。一見、かわいらしささえも感じる獅子は、その表情や動きに深みがあります。もう一度観てみたいと思いました。
洛中洛外図は、何度も観たことがありますが、やはり全体をみるととても豪華で、しかも繊細です。上杉謙信が喜んだのもわかります。もう少し観ている人が少なかったら、細部までゆっくり観たかったです。
狩野永徳は若い頃からその才能を認められていましたが、それに応えるだけの作品を残しています。欲をいえば、大坂城や安土城、聚楽第などの障壁画が残っていれば、どれだけすばらしい作品だったかと思いますが、今となってはそれを知ることすらできません。
彼は40代でその生涯を終えています。過労死とも言われていますがどうでしょうか。
僕もそれくらい仕事に没頭しようと思った一日でした。。。
先日のことですが、京都国立博物館に狩野永徳を観に行こうと思っていたのです。金曜日の朝ということもあり、まぁクルマで行っても大丈夫だろうと思っていました。
ところが、、、
10時の段階で駐車場は満車、入場も50分待ちということで、この日はあきらめました。。。
そこでこのまま帰るのもシャクだということで、ちょっと足を伸ばして光悦寺に行ってきたのです。僕もここへ来るのは久しぶりでした。大学から近かったので、学生時代は何度も行きましたが、今思えばやはり交通の便の悪いところです。
今年は暖かいせいで、京都の紅葉も遅れているようです。
でも、さすがに少し北に上がれば紅葉も観ることができました。
珍しく写メを載せておきます。。。(連れの希望により)
光悦寺は、その名の通り本阿弥光悦にゆかりのあるお寺です。
本阿弥光悦は、刀剣鑑定士の家に生まれ、書、絵画、陶芸、何でもこなす芸術家でした。中でも書は、独特な書風でとても有名です。僕は個人的に、俵屋宗達の下絵に書いた『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』が圧巻だと思います。書がアートであることをとても感じさせてくれるものです。
こんな風に、光悦は自身が作品を作る一方、いろいろな芸術家たちのプロデュサーとして、今にその作品が残ります。
光悦は60歳を前にして、この鷹峰に徳川家康から所領を与えられ、このあたり一体に芸術村を築きました。光悦が鷹峰に来たこの頃、茶の湯の師匠である古田織部が切腹させられていることから、洛外追放との見方もありますが。。。
どちらにせよ、多方面の芸術に影響を与えました。特に琳派が大成する一つのきっかけを作ったといえます。尾形光琳は光悦の親戚でもあり、光琳の祖父は芸術村出身だったのです。もちろん上記の通り、宗達との共同制作は数も多いのです。
話しがそれましたが、、、
光悦寺は、そんなゆかりのあるお寺です。
そういえばもう一つ、こないだ「バガボンド」を読んでいたら、ちゃんと光悦も出てきました。武蔵と光悦は親交が厚く、吉岡一門との決闘の前にも光悦を訪ねたといわれています。マンガでは、その場に小次郎もいることになっていますが。。。
本来の目的である狩野永徳は、水曜日の午前中に行こうと思っています。
その様子はまた報告しますね。
新聞などでも出ていますとおり、駅名が変わるそうです。
変わる駅と、その新駅名は、、、
丸太町 → 神宮丸太町 (じんぐうまるたまち)
四条 → 祇園四条 (ぎおんしじょう)
五条 → 清水五条 (きよみずごじょう)
とのことです。
京阪のHPには、変更の考え方として
「 ①京都の誇る観光地「東山エリア」の駅で、京都市営地下鉄との同一駅名を対象とする
②全国的に有名な観光エリア(名所)名を付ける
③現行駅名の定着度合いも考慮し、現行の駅名に観光エリア(名所)名を付加する 」
とあります。
今年は、春に嵐電が駅名を変更したところでした。
その時はこれと同様に観光名所を駅名に冠したり、わかりやすくしたりしていました。また、市バスと駅名を同じようにして、乗り換えがわかりやすいようにもしていました。これは、京阪とは少し違う考え方のようです。
京阪電鉄は、来年に中ノ島に新しい路線ができます。
京都の駅名変更も一つの強化事業とのことです。
僕は最寄駅が出町柳で、わりと京阪も使います。
出町柳は変更されなくてほっとしています。。。
今年は平日でしたし、用事がいろいろあって見に行くつもりはありませんでした。たまたま、四条に行く用事ができて、その前を通ったのです。しかも今年話題の室町時代列を観ることができました。
室町時代列は、いろいろなところに書かれているとおり、今年初めてのことです。そもそもなぜ今まで室町時代は時代祭になかったのか。
室町幕府を開いた足利尊氏(高氏)は、後醍醐天皇と対立し、後醍醐天皇は京都を離れ、吉野で南朝を開いたのです。これが長い長い南北朝時代の始まりです。尊氏は後醍醐天皇を京都から追放したようなかたちになり、今でも「逆賊」扱いされています。
平安神宮の九條道弘宮司が「時代祭は祭神の桓武天皇と孝明天皇に、今の京都をご覧いただくのが本旨で、行列は両天皇のお供。お供に足利氏がいるのはおかしい」(京都新聞・平成19年10月22日)とおっしゃるとおり、時代祭で列を成すのはいろいろとあったのです。
けれど、九條宮司は「各時代の風俗を展覧するという意味では、室町行列があって不思議ではない」ともおっしゃって実現した背景もあります。
で、、、
実際、室町時代列はどうだったかというと、、、
「室町幕府執政列」は、とても綺麗な衣装で、個人的な感想としては、室町時代列は以後も必要であると思いました。そもそも、室町時代を抜きにして、京都を語るということ自体やはり無理があったように思っていたので。いろいろあるのもわかりますが、これでやっと一つのカタチができたように思います。これからのことはまた考えれば良いと思います。
あと、室町時代列には「室町洛中風俗列」というのもありました。
いわゆる室町時代の「風流踊り」の再現です。聞くところによると、滋賀県草津市の祭りをベースに時代考証されたとか。また、狂言の茂山さんが指導したという話しも聞いています。
こちらも見た目が綺麗で、時代祭には今までなかった雰囲気で良かったと思います。
こうやって見てみると、やはり歴史認識をこういった祭りや儀式に反映させることは難しいと思いました。時代祭はほかにも幕末志士列など検討していただきたいものがいくつかあります。
もう一つ思い出したんですが、、、
うちの実家の近くにJRの新駅ができます。大阪府三島郡島本町というところですが、楠公さんのゆかりのある場所で、駅名の公募で「楠公」「桜井」(楠公さんゆかりの地名)「くすのき」などの応募が多かったようです。
結果的に「島本駅」で決定しましたが、南朝贔屓というのは関西特有のものでしょうか。。。僕自身もわりと楠公さん好きなんで、何ともいえませんが、足利さんにも配慮してあげたいです。
毎年のことになりましたが、オープンキャンパスに行ってきました。
僕は当日、所用があり(寝坊ではありません)少し遅れて行きましたが、何とか生徒さんの学校紹介までには間に合いました。
生徒さんの学校紹介ですが、、、
全体的には、とてもおもしろかったです。
EMSの話しがかぶってしまったのが残念でした。あと、細長い講堂での説明会だったのに、地声で発表していました。僕はかなり後ろのほうに座っていたので、最初のほうは声がほとんど聞こえてきませんでした。
生徒さんたちの場の盛り上げ方は、5月の説明会のほうがよかったように思います。学年が違うせいでしょうか。1年生には少し酷だったかもしれません。
生徒さんのプレゼンテーションが終わると、実際に足を運んでのオープンキャンパスです。
体験授業のコーナーもあり、僕は国語の授業だけ後ろで聞いていました。
古文の授業で、『竹取物語』の冒頭部分の歴史的かなづかいを勉強するものでした。わりとみんな大きな声で音読したり、先生やフォローの中学生の言葉をよく聞いてたりして、みんな緊張していました。
先生の話しも、昔話のかぐや姫との違いや、歴史的かなづかいの入り口の話しなど、とても興味を惹くものでした。
その後、いろいろな教室などを見て回りましたが、中学生が道案内はしてくれるものの、いざ教室に入ると誰もいなくて、保護者の方々は少し怪訝な顔をされていました。
また、図書館で僕は図書館について聞こうと思ったのですが、係の方が忙しそうで話しかけられませんでした。
あえて苦言を呈せば、
今回のオープンキャンパスは、ちょっと印象がよくなかったです。
段取りも少し悪かったように思いますし、中学生が遊び半分で保護者や小学生と接していたのも少し気にかかりました(これはしょうがないでしょうか)。
僕自身は中身の充実している学校だと思いますので、ぜひそれをうまく活かせるようにしてもらいたいと思います。
四条河原町の北東角といえば、第一勧業銀行がありました。
学生の頃よく使ってましたが、いよいよ今週末リニューアルオープンするようです。
中のお店は、今わかっているだけでもサンマルクやパスタ屋さん、デザートパラダイスなどが入るようですが、僕がもっとも期待しているのは、ブックファーストです。
河原町近辺は、以前オーム書店がありましたが、オーパができて少し後(中に入っていましたっけ)姿を消しました。今どうされているのでしょうか。
また、少し前には丸善もジャンカラに変わってしまって、本屋さんに困っていたところです。ほかにも、ゼスト御池の中に紀伊国屋さんがあったのも、今はふたば書房さんになりました。
ブックファースト自身も以前丸善の近くにありましたが、これも撤退していたところです。
そう思うと、やっとのことで四条河原町にも期待できる本屋さんができます。どうも京都の中心部には本屋さんがないように思います。もちろん京都駅前にアバンティブックセンターがありますが、駅からも微妙に歩きます。
今回は、とても期待しています。
オーム書店くらい期待しています。
ぜひ、品揃え良く、ゆったりと本探しできる本屋さんであってほしいです。
1867年10月14日
徳川慶喜は京都二条城において、大政奉還を行いました。
歴史の教科書にもあるように、これにより260年続いた江戸時代が終わり、鎌倉幕府以来680年以上にわたる武家政権が終わったのです。
大政奉還を簡単に説明すると、、、
徳川家というのは天皇から征夷大将軍という位を与えられて、政治を預かっているという状態であると考えられていたのです。その政治権力を天皇に返上するというものです。
歴史に詳しい人ならご存知かもしれないですが、こういった背景には、薩摩藩や長州藩による武力倒幕の計画があったため、徳川慶喜が先手を打ったと考えるのが妥当なようです。薩長にはすでに倒幕の密勅と呼ばれる、幕府を倒す天皇の命令書(もちろん勝手に作ったもの)を作成していたので、これを盾に武力倒幕を考えていたようです。
ちなみに一般的には、この大政奉還で徳川慶喜は引退したとか、征夷大将軍を返還したように思われていますが、全く違います。
やはり大政奉還は政治的な戦略であって、徳川慶喜は徳川家を中心とした政治を目論んでいたようですし、征夷大将軍の位は大政奉還の後に、王政復古クーデターの前後で返上したものなのです。
また、徳川慶喜に大政奉還を進言したのは、土佐藩の山内容堂です。山内容堂は家老である後藤象二郎の言葉を受け入れたと言われています。そしてその後藤に進言したと言われているのが、坂本龍馬です。大政奉還の当日、坂本龍馬は二条城の門前近くで、後藤の報告を待っていたとも言われ、もしかすると本当に坂本龍馬の発案だったのかもしれません。
坂本龍馬が、大政奉還した徳川慶喜に対して一言。
「大樹公、今日の心中さこそと察し奉る。よくも断じ給へるものかな、よくも断じ給へるものかな。予、誓ってこの公のために一命を捨てん」
大政奉還はそれほどまでに大変なことであったのです。
坂本龍馬は大政奉還の一ヵ月後、四条河原町近江屋にて暗殺されます。
まあ、なんてことはないですが、そんな歴史に一ページに思いを馳せるのもいいかと思います。
あ、旧暦がどうとかもありますが、それはまたその時に。。。
新暦では11月10日が一般的に考えられています。。。あしからず。
AO入試についてのコメントをいただいていたのですが、長くなりそうなのでこちらに書きました。僕個人の見解であるところもありますが、参考にしていただければ幸いです。
まずAO入試に関してですが、、、
建前としては、大学の欲しい人材を学力などのテスト以外で合格させようとする入試方法です。けれども実際、学生集めの道具にしている大学があることも否めません。
そのあたりの区別は、おおかた入試偏差値的なレベルによって、意味合いが変わってきます。たとえば京都でいえば、、、
①京都府立大学、立命館大学、同志社大学、京都産業大学などは、
まさに、学力以外での力をみてくれています。普通科以外の専門科高校の生徒にとっては、とても受けやすい入試です。ほかにも高校でいろいろな活動をしていたり、勉強をしてきた生徒にとっては良いと思います。その分、思いつきで受けるには難しい入試です。公募制推薦と並行して勉強するのにはオススメしません。
入試方法も一次は小論文、二次はプレゼン、ディスカッションが多いです。入試のための準備は簡単ではありません。
②大谷大学、京都文教大学、京都精華大学、京都橘大学などは、
公募制推薦と並行して勉強することもできるので、第一志望であれば、受けてみる価値はあります。実際の入学者の話を聞いても、おもしろい学生が入学しているケースが多く、大学生活を楽しめそうです。ただし、①の大学同様、本人の大学への意識の高さが求められると思います。
入試方法は一次が小論文、二次が面接、プレゼンなどが多いです。
③その他、少し易しい大学は、
第一志望でない限り、正直受けないことをすすめます。大学側が学生集めのために行っていることが多く合格しやすいところです。大学の中身が悪いというわけではありませんが、大学への意識をあまり持たずに入学してしまうと、学生のためにもあまり良くないような気がします。
入試方法は、小論文、面接が多いです。
非常に大雑把に書いてしまいましたが、おおかたこんな感じであると思います。おそらく高校の進路担当の先生方も同じ意見であると思います。ある大阪の高校では「AOはあほでもOKやな」とか「青田買いやからAOなんや」とかおっしゃっていた先生もいました。
AOはいろいろまだ不十分なところもあるとは思いますが、僕自身の意見を言えば、全体的には賛成です。海外でもアメリカやイギリスなどはAO入試の入学者数が非常に多いです。
同志社大学でも、AOでの入学者は成績が良いとか、京都産業大学の経営学部はAOでの合格組だけ特別待遇を受けて、就職まで非常にスムーズにいっているという話しも聞きます。
結局、大学で何を勉強するかの意識やその準備ができているがどうか、そういうところを大学はしっかり見てくれているようです。そういう意味で僕はAO入試をある程度は信用してもいいと思います。
ご意見頂戴できれば幸いです。
今日は10月9日で塾の日でした。
といっても、本当に特に何もないです。
塾で何かイベントがあるわけでもないですし。もちろん生徒のほとんども塾の日であることすら頭にはないようです。
もともと「塾の日」なんてものを作ったのは、全国学習塾ナントカってところなので、あまりピンと来ないのかもしれません。
よく「塾同士のつながりってあるんですか?」
とか聞かれますが、僕は正直あまり塾同士のつながりを求めていません。なぜなら、あまり他の塾で印象の良い先生がいないからです。。。
たぶん、僕自身それほどガッコウとかジュクとかが好きでなかったために、センセイというものに拒否反応を起こしているからだと思います。
まぁそんな僕が塾をしているわけですから、世の中は不思議なものです。
このブログを読んでいただいている方も、お子様が塾にいっている方が多いかと思いますが、実際わが子が塾でどういった勉強をしているかご存知の方がどれだけおられるでしょうか。
僕の塾も決して磐石だとは言えないかもしれないでしょうが、他の塾へやるならうちで勉強させてやりたいと思ってしまいます。
それほど「良い」塾が少なくなってきている悲しさがあります。
現場で一生懸命働いている先生方は多いのですが、それを仕切っている誰かのせいで、うまくことが運べないとか、勉強時間を減らされているとか、授業料を莫大に取っているとか、いろいろあると思います。
そういいながら、
僕はここ一週間体調を崩して、みんなに迷惑をかけてしまいました。
でも、そのせいかここ数日いろいろなことが見えてきました。
もっと頑張らなければいけないことはたくさんありそうです。
僕も負けずに頑張りたいです。
ちょっと題名が大変なことになりましたが、今回は僕が少し思っていることですので、もしよろしければ忌憚のないご意見お待ちしております。。。
今日の共同通信の記事で
「5人に1人勉強せず大学へ 「全入」迫り意欲低下か」
というものがありました。記事によると「大学進学者の5人に1人が高校3年の時に家でほとんど勉強せず、2人に1人は勉強時間が2時間以下」とあります。これは05年に高校3年生だった生徒を対象にしているので、今はもっと勉強時間が減っているものかもしれません。これははたして「全入時代」のせいなのでしょうか。
一般的に、今の高3生の世代が大学受験をするこれからを「全入時代」と呼んでいます。
これは、全国の大学・短大の募集人数の総数が、志願者を越えてしまうと言われているからです。
ただし現状として、すでに四年制大学の3分の1、短大の半数以上が、募集人数の学生を確保できていない状況なのです。つまり数字だけでいうのなら、すでに10年近く前から全入時代は始まっているともいえます。取り立てて今年から何かがかわるということはありません。もちろん私学助成金のおかげで、簡単に大学が倒産することもないでしょう。
大学入試を考えてみても、たしかに全体的に受験倍率は下がっています。しかし国公立大学や(偏差値的に)上位私大の難易度が下がることはありません。誰もが東大や京大に入学することはできないのです。当たり前といえばそうなのですが、入試は二極化するというように単純なものとは思えません。もっと正確に分析すべきです。意外にもそういったことをしている人はほとんどいません。
先ほど書きました全国の大学・短大の志願者数というのも延べ人数やAO入試、特別推薦、指定校推薦などを含めると、文部科学省ですら把握していません。
こう考えてみると「全入時代」という言葉に踊らされて、どうも現実から目を背けてしまっているように思います。
また、現役高校生の、学習意欲低下や素行の悪さも「全入時代」のせいにされてしまっては、あまりにかわいそうです。
「全入時代」がやってくるといいますが、大学受験のためだけに高校へ行くのではありません。もちろん勉強は大事です、僕も学生の本分は勉強だと思います(少し古い言い方でしょうか)。
でも高校でしか学べないことはたくさんあると思います。
それを見失わないように、楽しい高校生活を送ることができるようにするのが、大人の仕事だと思います。
両親も休みやし、僕もこれという予定がなかったからです。けれど、こういう時に限って僕は体調を崩します。
まぁ、土曜の晩に飲みに行って、裸で寝たせいかもしれません。。
ともあれ、昨日一日横になっていたら、今日はスッキリ起きることができました。そんで、今日どうしようかと考えていたら、友達からメールがあり、美術館に誘ってくれたのです。
行ったのは、京都国立近代美術館の「麻田 浩展」です。
この誘ってくれた友達が、麻田氏との縁があり僕を誘ってくれました。
僕はこの画家さんの名前は知りませんでしたが、実際、絵を観るとかなり良かったです。
副題が「没後10年、心の原風景を求めて」とありましたが、まさにその通り!何というか、心の隅っこの暗いところに光を当ててみるとこんな感じになるんやないでしょうか。
僕は、こういう、何ていうか、自分がえぐられるような感じの絵は好きです。
美術館を堪能した後、お茶でもしようと近くで探したのですが、どこへ行っても人が多く、少し離れて「鴨川カフェ」へ。
僕はパフェと飲み物を注文し、一息つけました。今日は暑かったので、涼しさが幸せを感じさせてくれます。
そこで友達と別れ、僕は西に向かいました。ちょっとのぞいてみたかったカフェがあったのです。
ただ、名前は伏せておきます。。
なぜなら、かなーり、ビミョーだったからです。。
ちょっと期待して行っただけに残念です。パフェは安かったですが、今日一日を台無しにしてしまうくらい×でした。。
そんな感じで、辛うじて連休を楽しむことができました。来週も三連休で、塾としては月曜日ばっかり休みでかなりきついですが、夏の疲れを癒すにはこれくらい休んでもいいような気がします。もちろん生徒も塾もです。
中高生の定期テスト、大学受験とこれから忙しい秋が始まりますが、体調には気をつけたいですね。
京都駅ビルがこの9月で10周年を迎えました。
あの風体の駅ビルに関しては、素直に喜べないところも正直ありますが、スガくんのライブはよかったです。
これはFM802のイベントの一つで、先着による無料ライブでした。
10時から整理券を配布するとのことで、僕は友達と8時ごろに行きましたが、すでにものすごい人で700人ほどいたようです。僕の友達は始発に乗って45番だったそうですが。
その後10時まではのんびり待てましたが、今度は1時半に集合ということで、あまり出歩く時間もなく、京都駅あたりでウロウロすることになりました。
この日のお昼ごはんは「三尺三寸箸」というところでした。
いつ行っても混むお店ですが、この日ばかりは午前中から京都駅にいたわけですから、開店前に予約できました。ここはバイキングとはいえ、そこいらのバイキングよりかはかなりおいしいお店でした。
もちろん、スガくんのライブは良かったです。。。
結構昔の曲も歌ってくれて、しかもストリングスまでちゃんと連れてきていて贅沢でした。僕は真ん中くらいの席やったと思いますが、のんびり聴けました。
そういえば、以前スガくんのライブで神戸に行った時どしゃ降りの雨でしたが、この日は大丈夫でした。少しぱらぱらしてましたが、最後まで持ちこたえました。
やっぱり僕は音楽が大好きです、ギターが大好きです。。。
京都駅ビルは10周年で、僕もギターをはじめて10年以上たちますが、何も進歩していないような気がします。
駅ビルは、京都のためになっているのでしょうか。。。
僕はギターでも弾きながら考えていきたいです。。。
まずはじめに、、、僕はキリンが好きなんです。
いきなりの告白ですが、僕はキリンというか動物園が好きなんです。
京都市動物園では、去年生まれたキリンの赤ちゃんの名前を募集していました。いくつかの候補の中から5つを選び、投票してもらったのです。それで「竜王」という名前になりました。
ちなみに残りの4つは
瓜生
稲荷
天童
城山 でした。惜しかったですね。
この竜王は、生まれたときからがっしりとした体格だったらしく、竜王という名前にふさわしいと飼育係の方がおっしゃっていたそうです。
また、このキリンはアミメキリンなので、模様が網目もようなのですが、その模様の中に「ハート型」の模様もあり、それを探すだけでもちょっと楽しいのです。竜王のお母さんである「未来」もハート型の模様があって有名でした。
東日本は台風で大荒れのようで、京都にも少しずつ秋の足音が聞こえてきます。うちの高校生の子らも昨日今日あたりで文化祭が終わり、いよいよ受験勉強も本番です。
秋の行楽に、遠足に、デートに、、、キリンの赤ちゃんいいですね。
京都市民の方はたいていご存知でしょうか、今日から新景観対策が施行されます。いきなり今日から何かが変わるというわけではないでしょうが、これからじわじわと変化していくのではないでしょうか。
これはいくつかの条例によってなされたものですが、有名なものは高さ制限の話しやないでしょうか。45メートル地区の廃止(最大31メートル)などで、大文字山がどうのこうのという話しです。また、看板などの広告も規制強化されることになりました。
京都の「京都らしさ」を保つために、こういったことは一定の意味を持つと思います。僕も大まかなところでは賛成です。けれども、実際は特例処置があったり、「駆け込み」建設など、どうも一部の人たちだけ認めるというのもどうかとは思います。
そもそも高さ制限については、60年代から存在していましたが、70年代に国連からの要請などもありこういった対策が広がっていったものだと思います。当時と今では京都の政界の構図も少し様変わりしたようで、いろいろと大人の事情があるようです。
でも、そんなこと知る前から、僕は京都の建物が低いことに、とても好感をもてました。京都新聞の調査でも、高さ制限の強化に関して、8割以上の京都市民が賛成しています。
だからこそ、60メートル近い京都ホテルができた時、敏感に反応したのだと思います。
京都が京都市民にとって住みやすく、しかも日本の世界の京都として、発展していくためには、京都市民自身がこれから考えていかなければいけませんね。
今日、生徒にもらいました。
昨日の夜2時半くらいまで、学校に提出するらしい小論文をみていました。家に帰ってからも電話であーだこーだと言いながら、結局ケータイ持ったまま寝てしまいました。。。未熟
でも、何とか提出期限に間に合ったようで良かったです。
その子が今日、塾に来てこれをくれました。
ハンジロウは、四条の新京極を少し上がったところにある古着屋さんです。昔映画館があった美松劇場のあたりです。
ここはちょっと変わったお店です。お店の中で小鳥やリスを飼っていて、金魚みたいなのは、バスタブで飼われています。おしゃれといったらそうなのかもですが「金魚って、今自分がどういうところで泳いでいるか知ってるんかなぁ」と疑問に思ったりします。
お客さんもわりと若い人が買いに来てるような気がしますが、僕は気にせず何でも買います。
うまい棒は駄菓子の中でも有名ですが、僕は結構好きなんです。
ハンジロウとコラボっていうのも何か不思議ですが、ちょっとおもしろいです。画像でわからないかもしれないですが、ちゃんとパッケージにHANJIROと書いてあります。知ってる人に聞いてみると、パッケージも何種類かあるようです。僕のはちなみにコーンポタージュ味です。
今日は雨も降ったりしていますが、少しずつ秋が近づいてきているのでしょうか。夏期講習も一段落して、来週からの平常授業に備えようと思います。
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京都寺子屋塾の塾長です。
大阪出身で、現在は上京区民です。
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